第7話

「どんな危険ドラッグ的なジョイントをするつもりじゃァーー……!!」

 愛くるしい顔をしているクセに、怖ろしいことを平気で言う美少女だ。




「ねえェ! ダーリン!!

 お風呂は何処かしらァ?!」

 いきなり美少女アイドルの蒼井メロンは、甘えるような口ぶりで派手なコスチュームを脱ぎ始めた。


 今にもプリンプリンのオッパイが半分飛び出しそうだ。




「な、なにをしてるんですかァ.(⑉⊙ȏ⊙)!!」

 慌てて、ボクは彼女の腕を制した。



「なにッて、コスチュームを脱いでるのよ。

 まさか、ダーリンの家では服を着たままお風呂に入いる習慣ならわしなのォ……」

 ビックリした様子だ。


「いやいや、そんなワケないだろう!!

 脱ぐに決まってるけど。

 バスルームは向こうだよ。脱衣所もあるから、そこで着替えてよ」

 ここで脱がれたら、目のやり場に困ってしまう。



「あァら、ダーリン脱がしてくださる」

 上から目線で命じるように両手を上げた。



「なッ、ゴックン……(ʘᗩʘ’)!!」

 ドキッとして生ツバを飲み込んだ。



「さァ、早くしなさい……( ꈍᴗꈍ)!!

 モタモタした子は嫌いよ」

 まるで下僕パシリに言うような口のきき方だ。



「いやいや、自分で脱いでよ!!

 ボクは風呂を沸かして来るから!!」

 逃げるようにバスルームへ急いだ。







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