アンフェア

第1話

昨晩の嵐が、僕の亡骸を掻っ攫った。

眠れない日々から一転。

やけに清々しい、奇妙な朝。

珈琲より、紅茶を淹れてくれないか？

耳鳴りが止み、

無意識に、歯車が動き出す。

ぞんざいに扱われた過去。

不当な美学だと片付けられた。

対等になんかなれないと思っていた。

聞き取れない言葉に、時間は奪われ、

それでも控えめに、グッドラックを願っていた。

アンフェアをぶち壊せ。

その気になって

in the between 変化と変化の真っ只中

ダメージはもう食らわない。

その気になって

in the between 変化と変化の真っ只中　

回復してきた時に、より強い痛みを感じるけど、

回復する速度は増している。

フェアに戦おうぜ。