第8話 師x4の登場


「ここか?」

「ああ」


20kmの少女の家に到着。

時速15kmです。10秒かかった。



「師匠、ただいま戻りました」


「(。´・ω・)ん?早いね何かあったのかい?」


威圧すごいこの師匠っていう人。


「この方に助けてもらいました」


「試練は~?」


「この人がHPをほとんど削って私がオーバーキルしました」


うわ~この少女、自分の手柄にしようとしている。まいっか。


「自分の手柄にするな!!その人の手柄だろ!!」


おお、いいこと言ってくれました。


「なあ~、碧兎せきと客が来たぞー!」


遠くのほうから



「わかったー!」



う~んなんか3人来た。


「お、久しぶり~」


「えええ、ええぇぇぇぇぇーーーー!!なんか死んだ人??!!」


「ああ死んださ。死んでこの世界に来たのさ」


「何でですか?」


「あのときに死んで神がこの世界に間一髪で召喚したのさ。君も召喚されて来たんなんだろう」


あっちとの状況が一緒のようだ。


【師の名】

黒木碧兎くろきせきと

上本蘭うえもとらん

岩本凪いわもとなぎ

上原凛うえはらりん


「あっちの目的は分かるこっちもやられたからな。あっちの目的はお前らを軍事利用することだ。今頃、抗えない洗脳をされているだろう」


恐ろしい感じで言った。


「抗えない洗脳って何ですか?」


恐る恐る聞いた。


「抗えない洗脳ってのはな簡単に言うと奴隷になることだ」


「抗えない洗脳あれはやばかった。俺たちに精神意識が違う世界に分断されたんだ。その洗脳から30日後やっと目が覚めた、その時の俺の体はボロボロだった。

その後、みんなを起こして逃げた」

「逃げたはここというわけだ」


「やば」


恐怖と言っていいほどの実話を聞いた真は絶句した。


「その洗脳を解くことってできるんですか?」


「ないな」①

「ないね」②

「ないよ」③

「ないさ」④


おいおい、ないって言っちゃってるよ。


「えっ⁉、ないんですか⁉⁉」


「ないがだ。お前のスキルで作っちまえばいい」

「君のスキルは見せてもらった」


いつの間にか見られていた専用のスキル。


「えっ、俺専用のスキルを見たんですか?」


「うん、見たよ」


「え、プライバシーの侵害~」

「この世界の法律なんてないよ」

「そうだった」



===

「まずここはどこかというと“世界の果て【地獄の墓場レクイエム】”だ」


なにこの怖いランドマーク。あと、かっこいいし。


「この【地獄の墓場レクイエム】には最凶最悪の迷宮ダンジョンがあるよそれを君に攻略してもらいたいんだ」




「は???」




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