『地獄に落ちたやましん』

やましん(テンパー)

第1話 『地獄に落ちたやましん』 


 『これは、フィクションです。久しぶりのマンネリな面々です。ふとんの中で、あえぎつつ、書いております。』




         🕊️




 はとさぶろ


 『たいへん、ぽ。やましんさんが、死神ももさんにさらわれたの、みた、ぽ。』



 ねこママ


 『あれほど、防御張ってたのに、にゃ?』



 カージンゴ


 『地球の磁場に揺れが生じたかあ〰️〰️〰️〰️。』



 わんじろ


 『わからんわん。』



 ごき大将


 『いささか、やっかいごきな。救出できないかも、ごき。しかし、救出隊を出してはみてもよいごき。一宿一飯の恩義は、重いごき。』




 ねこママ


 『しかたないねぇ、また、昔みたいに、やるにゃんか。しかしにゃ、宇宙は、まだ、どこまでも行けるが、地獄は難関にゃ。』



 はとさぶろ


 『たしかに、あれから、長い、時間がたったっ、ぽ。』



 カージンゴ


 『あいつ、呼ばなくていいかあ〰️〰️〰️。』



 はとさぶろ


 『池の女神さまか。ぽ。』




 不思議が池の幸子さん


 『来ております。』




 一同


 『どひゃ。』




 幸子さん


 『ちょっと、お池に大量のお饅頭の寄付があって、分類している間に、やましんさんが、拐われちゃった。』




 ねこママ


 『ももさんの、策略にゃんこ。』




 ごき大将



 『しかし、なぜ、いまどき。かごきや。』




   どろん!  と、煙が上がった。




ももさんの、地獄社長


 『こんばんは。これは、年末の、コンクールなのです。優秀な成績を挙げると、新年手当てが、どか、と、出るのですな。お年玉です。』



はとさぶろ


 『たしか、社長さんは、幸子さんの地獄の王女さまの仲良しではないか、ぽ。』




地獄社長


 『それは、それ。これは、これ。それが、仕事というものです。』




カージンゴ


 『あの、あほを、連れ戻すには、どうするかー〰️〰️?』




地獄社長


 『しかり。まず、わが、地獄においでください。現在、『ごうつうじごくトラベル』キャンペーン中ですから。来やすいでしよ。これ、チケットです。あさって、深夜2時に、直通列車が一丁目公園から発車しまし。ぜひどうぞ。で、各種、地獄の攻め苦を、みごと、10コース突破したら、やましんさんを、お返ししましょう。』



 カージンゴ


 『そもそも、われわれが、やましんを、わざわざ、地獄まで、助けに行く必要なんか、あるかあ〰️〰️〰️〰️。』



 ごき連隊課長


 『多くの、ごきが、やましんの毒牙にかかって、死んだ。』




 なめくじろ


 『それでも、やましんは、われらをみつけても、紙に乗せて、まどから放り出すくじ。ときどき、踏みつぶすくじ。』 




 ねこママ


 『のらにゃんこには、親しまれてはいないが、いじめたりはしないにゃんこ。』




 わんじろ


 『のらわんに、出会うと、逃げるわん。』



 カージンゴ


 『弱虫かあ〰️〰️〰️。』



 ごき大将


 『われらの、大地主さまごきな。この地下には、『ごき核融合大陸間弾道ミサイル』も三発あるごき。まだ、いてもらいたい。』



 ねこママ


 『そうにゃん。新築されると、侵入しにくいにゃんこ。昔の、風情がなくなるにゃんこ。』



 ごき大将


 『なら、秘密投票に、しごき。投票は、あす、深夜3時。投票箱は、この、カウンターの上。監視は、ママ。ごきごき。』



 こうして、やましん救出に行くかどうかが、はかられる、こととなったのである。

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