編集済
今作を読む前にツイッターを見たのですが、その時に、嫌な予感がしました。
いつもは外れるのに、こんな時に当たってしまうとは…
カズキって奥田君の事でしょ?
「セピア色のポートレート」とか「アイ色のアストログラフィー」に出てた男。
この私が、奥田君を?
いやいや、あり得ません。
彼は、九乃さんが仰る通りの優れたカメラマンです。寒い夜も、朝も、その時が来るまでじっと耐えて待ち、そして、確実に自分の思い描いたシーンを撮りきる優秀なカメラマンです。私もよく存じています。そんな彼を私が殺す?いいえ、ありません。
カメラマンとしての彼の腕は、確かに嫉妬していました。先日も、私がツイッターに挙げた初雪の写真を九〇さんというフォロワーの方に「左側にタイルが写っていて10点減点」と駄目だしされましたし。奥田君は、そんなアングルで写真を撮ることなどありえませんから。
もちろん、ただ、待ちさえすればいいわけではありません。
奥田君は、シャッターチャンスのみならず、女まで待たせていたわけですから。それはもう、はたで見ていてもイライラしました。
でも、それだけ待たせていても、奥田君はちゃっかり女を手に入れてしまう男なのです。
そして、まさか九乃さんまで関係があっただなんて驚く以外にありません。
合掌造りの集落で、奥田君は目の前の九乃さんに手を合わせていたってわけか!
何て奴だ!
ということで、私には何ら奥田君を殺す動機はあり得ないのであります。
作者からの返信
実は「アイ色のアストログラフィー」に登場する祥子の
ペンネームは九乃カナと言うのです。
わっかりにくく書いていましたけれど。
ということで同姓同名? いや本人か。
謎ですけれど、カズキは「リアルタイム」では
殺されてしまったことになりました。あわれ。
容疑を賭けられた人物は皆いうのですよ
やってない、動機がないと。
そこはこれからの捜査で明らかになることでしょう。
捜査って誰がするのでしょう。
甘党探偵? 犯人を追い詰められそうにありませんな。
実在の作者さんの名前が次々出てくるの、楽しいですね。
作者からの返信
カクヨム仲間を登場させるのは
坂井令和(れいな)さんがアイデアをくださいましたよ。
無茶ぶりともいいますけれど。