新米探偵と僕

黒羽

第1話 新米探偵と僕

 僕の名前は暁 文哉(あかつきふみや)。

 暁探偵事務所の探偵だ。

 今日新人探偵である、加藤彩乃が働きに来ると言う。

 うちの探偵事務所は親から引き継ぎ、僕が経営をしている。

「彩乃」

 すいません!!今日からこちらの探偵事務所で働く事になった加藤彩乃です!!

 宜しくお願いします!!

 そう言うと彼女は、私の目の前の椅子に腰を下ろした。

「文哉」

 ようこそ。暁探偵事務所へ。

 私が暁探偵事務所の暁文哉です。

 こちらこそ宜しくお願い致します。

 私は軽く挨拶を済ませた。

 話は変わるが……彩乃さんはオカルト等好きですか?

「彩乃」

 オカルトですか……好きですね。

 私はオカルト現象等が好きで

 ホラーも好きです。

「文哉」

 そうですか。

 それならよかったです。

 早速ですが、仕事の話をさせて頂きます。

「彩乃」

 はい。

「文哉」

 今当事務所では、約6年程前に起きた殺人事件の再調査を引き受けている。

 その事件は、古井戸から水死体が上がった事により発覚した。

「彩乃」

 そうなんですね。

 その事件って、私が探偵になる前におきた事件なんですね。

 でも、何故??

 再調査をする事になったんですか?

「文哉」

 それは、被害者の親族である春日井さんからの頼みであり、警察の捜査結果に違和感を感じたから再調査を依頼したそうです。

 彩乃さんには、私と一緒に現場に行ってもらいます。

「彩乃」

 わかりました。


こうして、暁探偵事務所の大仕事が2人の手によって動き始めた。

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