第448話 いざ出発をしたのはいいのですが(3)
まあ、そんな昭和の終わり。平成初めの頃の僕が産まれ育った平和都市広島市では、八丁堀の繁華街を左周りでカスタムカーやバイク。やっとでてきた軽四の爆発ヒット作であるダイハツのミラのXX等でグルグルと意味なく回る。徘徊をする……だけではないか?
道路脇に自分達の車を停車させてツレ同士で会話をしたり。
「お姉さん!」
「お姉さん! お姉さん!」
「遊ばん?」
「遊ぼうや?」
「儂等と今からどっかにドライブいかん?」
「お姉さん達いこうや? お願いじゃけぇ?」と。
自分達の御自慢のハイソカー、高級車を道路脇につけて【ナンパ】するのが大変に流行っていた。
これは多分全国的、各都道府県の駅ロータリー等でも流行り。おこなわれていた行為だと思う?
【シ〇コタ〇ブギ】と言った漫画やシネマも若い人の間で人気を集めていたぐらいだからね。
マンガの
「オ〇コ~!」
「お姉さんオ〇コさせてくれぇ~」
「メンチョ~!」
「メ〇チョさせてくれ~!」と。
赤の他人、見ず知らずであろうとも卑猥な台詞……。
そう今のこの【令和】の時代では考えられない事かもしれないけれど。完全なセクハラ言葉を平然とケラケラ笑いながら言っては可愛い娘、綺麗な娘、麗しいボディコンのお姉さん達へと手招き。招き猫になっている者達が多々いた時代だったよ。
だからあの頃の僕、未だ若かりし頃の恐怖の大魔王様は……って。大魔王様はエルかな?
まあ、エルの事は少し置いておいてと。
まあ、そんな時代だから僕は自身のお妃さま達に他人とのトラブル、口論ならば良いのだが。
喧嘩、殴り合いの原因になるから特攻服前を淫らに開け、胸の谷間とサラシ姿を披露するなと憤怒しながら諫めたと言う事なのだと説明をしたところでまた話しを元に戻すけれど。
僕達広島市の場合はね?
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