闇と光と

痛みも闇も知らぬままなら

喜びや光の眩しさの価値もわかるまい

長くて短い人の生というもの

それぞれに確かな意味があると


闇と光を交互に巡りながら

心を深くしていく

美しいものだけが尊いわけではない

何と言われようと愛おしい、それが生命いのち


闇と光のなかをさすらいながら

心に重ねていく

喜びと悲しみの綴織つづれおり

胸に抱きしめながら、こうして


生きていく


生きていく


生きていく


この生命いのち、果てるまで

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