第22話 ダークエルフとエルフのシャーマン(9)

 そう、今度はね、麗しいサラさまの率いる各種族混合の漢戦士達の勇んだ声色での台詞はなく女性達……。




 そう、アマゾネス達の声色での、荒々しく勇んだ台詞が多々聞こえてきた。聞こえてくる。


 だから声音と〈ドドド……〉と勢い、荒々しく多々聞こえてくる。地面を揺るがすような足音が鳴る方へと視線を変えてみる。


 そう、変えて凝視をしてみれば、あ、あれ? と、思うこと。と、いうよりも? 思う者達。種族のアマゾネス達の勇んだ姿と容姿──。


 その場の刹那! 物々しい! 殺伐! となり始めた光景が映り。確認できる。


 そう、できるのだが。只? 気になること。と言うか?



 何故? 何で? サラ率いる多種族混合漢戦士達を助けるようにと、いうか? 彼女の隊に連動するように武に秀でた上に、他種族、だけでないな。同種のオス達男に対して、媚び諂うことをよしとしない。大変にプライド、自尊心強いオーク種族のアマゾネス達が、サラ率いる先鋒隊、他種族の漢戦達を庇う、連動するように突撃! を決行しているのだろうか?

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る