月一回の出勤日は、前日の夜に車で空港に走り

最終便に乗る

空港からバスで実家に帰り一泊する

実家から会社が近いことが

この遠距離通勤を可能にした

夜遅く到着する僕は、

未だにある自分の部屋に入って寝るだけ

翌朝、朝食を食べながら少し話しては、家を出る

いい歳をした息子には、親も興味はないようだ

　業務報告、打ち合わせ、出勤の意味すら疑問に思う

リモートワーク出勤は、毎日三十分のリモートミーティングを課せられている

だから

たまに顔を合わせても同僚との

近況報告の会話は、あまり盛り上がらない

孤独感に追い込まれる同僚もいる

そこで始まったのが会社のPRを含めた

編集者ブログ

一般にも公開もされ刊行物のネット販売ページ付随している

部署の全員で定期的に、順番交代で更新していく

僕も現在の生活について書いている

毎回、自然やキャンプ話題をアップしている

面倒な仕事だけど

編集者によってアクセス数が全然違うことに気づき

自分のブログ更新日にアクセス数が上がることに驚いた

最近のキャンプ、移住ブームのおかげのようだ

そのせいか社内での風当たりが悪い気もする

考えすぎだろう

そんなこと思いながら飛行機で帰宅する

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい