応援コメント

西征(二)」への応援コメント

  • やはり「架空世界の歴史書」という特異な書き方が効いてますよね。
    ワタクシも捜索に当たって大量に資料を読むし、参考文献や脚注が充実していて孫引きに夢中になっているとそれだけで時間が過ぎていくことがありますが、こちらの「注釈」の活かし方はギンズブルグやミシュレなどの優れた歴史家の著作を彷彿とさせます。
    それだけしっかりと世界が構築されている証拠ですね。
    いつかワタクシもやっていたいなあ(笑)

    キュベレーはなかなか概念的で難しい神様なのでかなり悩みましたが、とりあえず登場編を一部書きました。
    残りは来週頭に書けると思います。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    「アテナたん」のキュベレーではずいぶんと悩ませてしまったようで恐縮です。
    でも「物体X」の回は、私が期待していた以上に面白かったです。
    ギリシア神話における、キュベレーの立ち位置がうまく表現されていて、感服しました。
    続きを楽しみに待っています。

    注釈付きの歴史小説は、書いていて楽しい時もありますが、歴史書に親しんでいる人たちから爆笑される、というリスクがありますよ(笑)。

    カエサルのガリア戦記を読んでいたら、注釈者が本文にツッコミを入れていたのがおもしろくて、真似したくなったのが本作です。