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目次
Take13 ある意味初めての夜
湯船に飲まれて
下水道を通って
いなくなりたい
頭の先まで浸かると
そこには僕だけの音
イナクナリタイ
長湯できる身体だったら良いのに
長居は無用と上がるタオルの匂い
僕の家僕の部屋僕の風呂
僕の夜僕の時間僕の週末
嘶（いなな）くが足りない
僕を隅に追いやって
ゲスイよ。どいて。
いなくなれよ
頭の先から足の先まで
その僕の部屋から
イナクナレヨ
長居するつもりのラフな態度と
この中では無法とぶら下がる夜に
僕らなんかいらない
僕らなんていらない
僕らなんか嫌い
僕らなんて知らない
否、腐れよ
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