Take11 何故自然
一人増えた我が家のリビング
誰もが
何もかもを受け入れて
Friday
一人消えたい我が家の外へ
誰もが
何もかもを気にせず
fly away
全くの不意打ち
あっちは企み
帰り道の去り際に
すでに
孕んだバイバイ
悔しさと
憎らしさと
気だるさと
はみ出し者の弱さと
なんでもないって顔と
眠れそうにない夜と
「蒼温、お風呂は?」
「あっ、入ります」
「いつでもいいからね」
「おばちゃんいつもありがとう」
「蒼温はうちの子みたいなもんよ」
「じゃあ、陸と入ってきます」
「相変わらず仲良いわねー」
「ははっ、ね陸」
(ナイナイナイナイナイナイナイナイッッッ)
寿命が縮む夜と
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます