第15話

「今日の昼休み、ヒナタに嘘告白されたんだ。だから、その恋人とかじゃなくてさ、

まだ、ただの幼馴染でさ...」


「え、そうなの...??」


もうおっさんである、マスターは目を丸くした。

「仲良く手を繋いでたから、てっきり

もう、キスとかハグとかその先も全て終えた

ものだと...。今時の子は、いろいろが早いから」


「いや、ただ、手を繋いだだけ!!

不良から逃げるために、手を繋いで走っただけ!」


「あのね、マスター!...これから、済ませる予定!!キスとかハグとか、その先も...!」


「え、おまえ、何、宣言してんの!俺は

そんなつもりは...」

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