第8話

「で、シンジは、これからどこ行くの?

そっちは家の方向じゃないじゃん」


「おまえには関係のないことだ...

全く、幼稚園時代からの幼馴染なのに。

俺に嘘告白してからかってくるとか、

俺は、怒ってんだからな...!」


「な、なによ。こっちだって、女子の友達と上手く付き合わなきゃいけないから、

たまたま女子ボスの嘘告白命令に従っただけなのよ?わかる?シンジ、

私の立場もあるんだからね??」


「そーかよ。俺は嫌気がさしてんの。

ま、明日からは誰も嘘告してこないだろうから、大丈夫だよな」


「俺はこれからゲーセン。

おまえはついてくんな」

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