第7話
「シンジ、ちょっと...!」
校門の前でいきなし、ヒナタが飛び出てきた。
「うぉっ...!危ねぇなおい...。
急に出てくんなよな...ぶつかりそうになったじゃねぇか」
あわや、事故キス一歩手前だった。
「あ、危なかったね。
その、なんか、唇が触れるか触れないか、の
ところだったよね、今さ!!」
「そうだな。マジで危なかったな、
下手したら前歯が折れてるんじゃないか...」
「え、そっち!?」
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