第5話

放課後の教室で。

俺はいつも通り。

嘘告白されたときはいつも決まって、

クールを決め込み、素っ気なく振る。

だって、嘘告白にドキドキして、マジな顔して顔赤くして、どもったりして躊躇したなら。

それこそ、見せ物にされるだろ。

ここは、何事もなかったかのように。

どーんと構えてればいいんだ。

それが一番、周りの面白がろうとしてたやつらのの出鼻をくじけるってもんだろ。

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