第4話

「ヒナタ。おまえさ、どーせ嘘告白だろ...。

悪いけどお引き取り願おうか...。

俺はそんな罰ゲームの茶番に付き合うのはもういい加減にしたいんだ」


「おまえで100人目。

ま、これでもう嘘告白もおまえで終わりだと

思うけどさ」


「シンジ...!!私と付き合えないってゆーの!?」


「うんまぁ。だって、これ、遊びの告白でしょ。俺の返事は決まってる。

違う男に真面目に告白して付き合ったらいいんだ。青春を楽しめよ。そんだけ。じゃな」


クスクスと何人かの女子で教室内は騒めき。

男子は男子で、好奇の目でこちらを見ていた。

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