第26回 初夢

 新年になって、ようやく、初夢らしい夢を見る事が出来た。


 何処か西部の機関車に乗って、映画の撮影をしている俳優はショーン・コネリーである。彼の衣装は自前で、衣装部の番号が付いていないのを誇っている。


 所変わって、何処かの旅館になっていたが、そこは鯛の腹の中で自分たちは何故か仲居ののような仕事をしていた。


 あれこれと雑用していたら、給仕場のレンジが壊れて、鯛の腹の寄生虫が流れ出てきた。


 これは大変とアタフタしていたら、救出船がやって来て、それを俯瞰で見つめている所で、目が覚めた。


 目覚めると、時計のデジタルは7時であったのだが、それが晩の7時である事を理解するまで時間がかかった。


 昼寝をしていて、夕方過ぎまで寝てしまったのだ。


 この夢が吉兆であれば、良いな。

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