2021年12月8日 23:26
第5話 どちらから征服されますか、魔王様?への応援コメント
楽しく読ませていただきました。 読みやすい文字数の中で、世界観やキャラクターたちの人柄が分かりやすく、コミカルに描かれていたと思います。 呪い返しのくだりは、作中でも言われているように10歳の女の子が主軸の物語にしてはちょっとアレな印象でしたが、そういう歪な価値観に囚われている男性の滑稽さにツッコミが入っていて面白かったです。 余計なお世話かもしれませんが、ちょっと気になったのは、国王のトベルクが最後まで娘に歩み寄らなかったように読めてしまうことです。ノヴァとカノンが現れたとき、トベルクは玉座に座っていた状態から立ち上がり、そのまま娘と話します。この時点で彼はカノンを一段高い所から見下ろしています。しかも、物語の流れとして、カノンがトベルクの愛情と苦悩を理解していなかった、カノンがもっと大人になって不都合な現実を受け入れるべきだった、みたいな話になっているので、トベルクは口で謝るだけに見えなくもないです。そうして、本文で「父の言葉を聞いたカノンが、トベルクに駆け寄った。飛び込んで来た娘を、太い腕が抱きとめる」と語られます。これは小説の描写としては、トベルクは最後まで娘と同じ視点に立とうとしなかったし、本当の意味で歩み寄ってもいないというふうに読めてしまうのではないかと思いました。もちろん、意図してそういう含みを持たせた描写なら僕の感想の方が野暮なのですが、これがハッピーエンドってことでいいのかなと、ちょっと気になりました。 それから、細かいところですが、漢字のミスを見つけました。第1話に「王女の情報を見ていたグロリアが、慌てて静止した」、第3話に「声と共に現れたのは、王妃リアーナだった。娘の声を聞きつけ、周囲の静止を振り切ってやって来たらしい」とありますが、どちらも「静止」ではなく「制止」だと思います。 また、「(動作)して来る」の「くる(きた)」は、厳密には間違いではありませんが、補助動詞なのでひらがなにする方が一般的だと聞いているので、一応ご報告しておきます。 長文失礼しました。 このコメントは誤字の報告を含みますので、ご確認いただいた後は削除してくださって構いません。
作者からの返信
あじさいさんコメント、ありがとうございます♪>トベルクは玉座に座っていた状態から立ち上がり、そのまま娘と……魔王が娘のそばにいて不用意に動けなかった為、こういう妙な構図になってしまいました(;´Д`)でも仰る通り、カノンが駆け寄った時には、父親も駆け寄らせれば良かったなーと思います。>カノンがもっと大人になって不都合な現実を受け入れるべきノヴァの言葉の部分だと思うのですが、その前に彼女は父親の前で「この国なんて征服されてしまえばいい!」と、そこそこ酷い事を言っているので、あのような一方的にカノンに両親の気持ちを理解しろ的な強い言い方になってしまった感があります。本来はその後に、父親がカノンを庇うなどのフォローシーンや、互いの気持ちを伝え合って分かり合うシーンなど入れるべきだと思うのですが、その辺は文字数の関係で書けなかったので、仰る通り、娘に歩み寄らなかった感が出ちゃった気がします(^_^;)書き方一つで、これほどまでに受け取る側の印象が変わってくるんだな、ととても勉強になりました!少しでも作品を楽しんで頂けたなら、幸いです♪>呪い返しのくだりは……作者である私ですら、「最低や呪い返しだな」と思ってます(笑)誤字・脱字報告めっちゃありがたかったです!(もちろん、コメント削除はしませんよー)ご指摘頂いた部分は、修正いたしました♪たくさんのご意見、ありがとうございました(*´▽`*)
2021年12月4日 20:58
第3話 カノンと父、そして呪いへの応援コメント
魔王様良い仕事したね!w
たまひよさんコメント、ありがとうございます♪そしてお星さまも、ありがとうございました(*´▽`*)家族の絆を取り戻す事については、良い仕事しましたー。ただ呪い返しのオプションについては、個人的には最低だと思ってますww
第5話 どちらから征服されますか、魔王様?への応援コメント
楽しく読ませていただきました。
読みやすい文字数の中で、世界観やキャラクターたちの人柄が分かりやすく、コミカルに描かれていたと思います。
呪い返しのくだりは、作中でも言われているように10歳の女の子が主軸の物語にしてはちょっとアレな印象でしたが、そういう歪な価値観に囚われている男性の滑稽さにツッコミが入っていて面白かったです。
余計なお世話かもしれませんが、ちょっと気になったのは、国王のトベルクが最後まで娘に歩み寄らなかったように読めてしまうことです。ノヴァとカノンが現れたとき、トベルクは玉座に座っていた状態から立ち上がり、そのまま娘と話します。この時点で彼はカノンを一段高い所から見下ろしています。しかも、物語の流れとして、カノンがトベルクの愛情と苦悩を理解していなかった、カノンがもっと大人になって不都合な現実を受け入れるべきだった、みたいな話になっているので、トベルクは口で謝るだけに見えなくもないです。そうして、本文で「父の言葉を聞いたカノンが、トベルクに駆け寄った。飛び込んで来た娘を、太い腕が抱きとめる」と語られます。これは小説の描写としては、トベルクは最後まで娘と同じ視点に立とうとしなかったし、本当の意味で歩み寄ってもいないというふうに読めてしまうのではないかと思いました。もちろん、意図してそういう含みを持たせた描写なら僕の感想の方が野暮なのですが、これがハッピーエンドってことでいいのかなと、ちょっと気になりました。
それから、細かいところですが、漢字のミスを見つけました。第1話に「王女の情報を見ていたグロリアが、慌てて静止した」、第3話に「声と共に現れたのは、王妃リアーナだった。娘の声を聞きつけ、周囲の静止を振り切ってやって来たらしい」とありますが、どちらも「静止」ではなく「制止」だと思います。
また、「(動作)して来る」の「くる(きた)」は、厳密には間違いではありませんが、補助動詞なのでひらがなにする方が一般的だと聞いているので、一応ご報告しておきます。
長文失礼しました。
このコメントは誤字の報告を含みますので、ご確認いただいた後は削除してくださって構いません。
作者からの返信
あじさいさん
コメント、ありがとうございます♪
>トベルクは玉座に座っていた状態から立ち上がり、そのまま娘と……
魔王が娘のそばにいて不用意に動けなかった為、こういう妙な構図になってしまいました(;´Д`)
でも仰る通り、カノンが駆け寄った時には、父親も駆け寄らせれば良かったなーと思います。
>カノンがもっと大人になって不都合な現実を受け入れるべき
ノヴァの言葉の部分だと思うのですが、その前に彼女は父親の前で「この国なんて征服されてしまえばいい!」と、そこそこ酷い事を言っているので、あのような一方的にカノンに両親の気持ちを理解しろ的な強い言い方になってしまった感があります。
本来はその後に、父親がカノンを庇うなどのフォローシーンや、互いの気持ちを伝え合って分かり合うシーンなど入れるべきだと思うのですが、その辺は文字数の関係で書けなかったので、仰る通り、娘に歩み寄らなかった感が出ちゃった気がします(^_^;)
書き方一つで、これほどまでに受け取る側の印象が変わってくるんだな、ととても勉強になりました!
少しでも作品を楽しんで頂けたなら、幸いです♪
>呪い返しのくだりは……
作者である私ですら、「最低や呪い返しだな」と思ってます(笑)
誤字・脱字報告めっちゃありがたかったです!(もちろん、コメント削除はしませんよー)ご指摘頂いた部分は、修正いたしました♪
たくさんのご意見、ありがとうございました(*´▽`*)