第3章 4.頭が熱くなる
眠っている時に目が覚めることがある。
大体午前1時~3時頃の間になるのだが、汗びっしょりの状態で目が覚める。
私の頭髪はクセ毛である。
そのため、ネットのようなナイトキャップを被って眠るようにしているのだった。
先日、また真夜中に目が覚めが時に、頭部のナイトキャップが汗で濡れているのに気がついた。
頭部から汗が出るのは、かなり謎である。
高校生の頃、スポーツで汗をかくのは日常であった。
けれども、日常生活において、頭部からはそれほど汗をかかないものだ。
起きた時に、頭が熱くなり、くらっとするような感覚を覚えたこともある。
かなり危険なレベルのように思った。
最近、電波や音に関してかなり気になっている。
今まで聴こえなかった音が聴こえたり、指先がしびれたりするのが日常化している。
ここ数年で普及した周波数帯の電波も幅広い。
中でも気になるのがマイクロ波だ。
「マイクロ波のエネルギーは、人体に吸収されると、組織内で熱を発生させます。
球のように血液の供給が少なく温度調節機能の弱い器官、あるいは睾丸のように温度に敏感な器官は、非常に強いマイクロ波を浴びた場合、熱による損傷を受ける可能性があります。」
(出典;電磁界情報センター;https://www.jeic-emf.jp/faq/health/Microwave-oven.html )
熱損傷が起こるのは、長時間曝露された時とされている。
もし真夜中に1時間以上もこういったマイクロ波のような電波が照射されていたら、と考えてしまう。
電波を使用する家電製品でさえも、使い方と使用時間数には注意が必要となる。
悪意を持った者が、マイクロ波を他人に向けて使用すれば、それは恐怖でしか無い。
マイクロ波に関する知識には乏しいものの、少し考えただけで「これは市民が生活する上でもっとも気をつけないといけないことだ」とわかる。
頭部にマイクロ波が照射されれば、健康被害と同時に骨伝導によって音が発生してくる。
正体がわからない音が聴こえる場合には、何らかの危険の合図であるのかもしれない。
こういったマイクロ波を利用した「マイクロ波兵器」というものが近年徐々にその存在が知られるようになった。
テロ対策や暴徒を抑圧するために使用されるようだ。
「マイクロ波兵器」が、一部の良識ある防衛の手段として使用されるのであれば全く問題は無い。
けれども、もし悪意のある者が、この「マイクロ波兵器」を自由に使えるとしたらどうだろう。
化学技術の進歩が目覚ましいのは素晴らしいことだと思うが、発明や発展とともに悪用されない対策をしっかりと講じていかなければいけないのだろう。
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