11日 【会話劇/コメディ】よーたろくんと天使ちゃん ~おせんべい~

 天国から来た天使ちゃんは、五年生の葉太郎くんの子供部屋に居候しています。今日も葉太郎くんは勉強机で宿題をやり、天使ちゃんはベッドで勝手に寝転んでいるのでした。


「よーたろくんー」

「何ー」

「どーなつ、たべていい?」

「天使ちゃんは大好物だからってドーナツ食べすぎ。おせんべいならあるよ」

「おせんべーやだ」

「何で」

「かたい」

「頑張って」

「でも、かたすぎるものをたべると、てんしは、あくまになってしまう」

「どういうシステム!?」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る