2日 【会話劇/コメディ】無人島に取り残された常務と社員
株式会社にゃん天堂の常務と社員は、なんやかんやで、ヤシの木一本しかない小さな無人島にスーツ姿で取り残されていた……!
「あー暇だ。このまま餓死はやるせないな。社員君、なんかないかい?」
「なんかって言ってもここヤシの木しかないじゃないですか。ヤシの実も収穫しちゃいましたし、このココナッツジュースが尽きたらもう死ぬしかないっすよ」
「穴を掘ってみるとかさ。何か埋まってるかも」
「えぇ……私が掘るんですかあ……? どうせ何も出てくるわけ……あっテレビとNyantendo Switchとスマブラと電源装置が出てきましたね」
「すごい出てくる」
「どうせ暇ですしスマブラで対戦しましょうか」
「いいね。私は初代のころからネス使いなんだ。地元ではPKサンダーの悪魔と呼ばれていてね……高校生のころ出た大会でも3位になったことある」
「あ、小学生のころ地元の大会でクッソ弱いネス使いをプリンで完膚なきまでに叩き潰したことありましたけどあれ常務だったんですか」
「おもしろくなってきやがったじゃねえか」
「来な」
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