第10話 体育祭

 きゅっと握りしめている原稿を、けんめいに、でも書かれているそのままを読み上げている。朝礼の最後に体育祭のお知らせをするために壇上にいる。

「きこえねーぞー」

 渡部くんが野次を飛ばしてきた。

「マイク使ってんのにきこえねーわけねえだろ」

 野球部員がフォローの野次を飛ばしてくれた。

 私は原稿がすっぱり頭から抜け落ちてしまった。顔をあげて、段々に並んだ長椅子にすわる生徒を眺めてみた。何かおかしい。いつものはクラスごとにすわっているのに、今日は部活ごとに集まっているみたいだ。一番うしろに陣取っているのは荻野くん率いる野球部員だった。

 荻野くんが立ちあがって大きな声で言った。

「今日は皆、弥生の味方だから」

「味方って言うか、議長になってえ!」

 講堂で野次合戦が始まってしまった。文化祭の出し物について取り合ったり、講堂でのバンド演奏について、皆が口々に自由に野次を飛ばしている。

 私は体育祭の実行委員長なんだけれどな、と思い、その場でため息をついて、声のする方を目で追った。

 軽音楽部隊(野球部のと、野良のと)は講堂でのライブがアコースティック限定であることに不満があるらしかった。

 英語科は手作りシュシュの販売を独占したく、それを不満に思う普通クラスのバンギャルちゃんたちが大きな声で反対している。原因は、文化祭のために用意したシュシュで、藤原さんのバンドのライブチケットが優遇されるらしかった。藤原さんが絡むとバンギャルちゃんの暴れっぷりが目に余る。

 野次合戦はヒートアップして止む気配がない。

 私は懸命に声を追い、解決すべき議題がないか、メモを取った。

 誰かか隙をついて、卑猥な言葉を口にした。講堂で不謹慎。

 私は不安になって野球部の集団の方へ目線をやった。翔之介を見つけると、私はたすけて、と目くばせした。翔之介は頷いた。

「下ネタのゴロは拾えねえからやめろ!」

 翔之介が助け船を出してくれた。私はその声を聞いて少しほっとして、小さく深呼吸した。

「皆さん!」

 私はお腹の底から響くような声を出した。一瞬野次が止まった。

『俺が立法政府立てようか?』

 斎藤宏介さんの声がした。皆が笑い出した。今日の野次合戦は秘密組織も絡んでいた。

「弥生!」

 翔之介が私を呼んだ。

「体育祭の目玉は、部活対抗リレーです!以上!」

 私はそれしか言うことが思い浮かばなかった。

「しょうきんはでるのかー」

 私は軽くズッコケた。

「賞金なんぞでるわけがないでしょう!」

 私ははっきりとした口調でそう言った。

「しょうひんはー」

 私はちょっといらっとした。

「静粛に!」

 私は荻野くんと目を合わせた。荻野くんは頷いた。私はその場で一礼をしたあと、壇上を降りた。


 体育祭当日。良く晴れた、空が高く広がっている。いつもは野球部しか入れないグラウンドに、皆が集まっている。ちゃんと準備してきた。滞りなく、すべてが済めばいいけれど。

 今日は朝から落ち着かなかった。朝練の時、声を掛けられても、ちゃんと返事ができない程に。

 さあ、ラジオ体操。緊張し過ぎて手に変な汗をかいてしまって、ドキドキが鼓膜まで響いている気がする。階段を一段ずつ慎重にあがり、そーっと朝礼台の中央に立った。最初の試練だ。下を向いたまま手をグーパーして、ふーっと呼吸を整える。きちんとやり遂げなくては。ラジオ体操第一が始まった。私はうつむき加減のまませいいっぱい伸びをする。

「やるきあるのかー」

 後ろのほうから大きな声の野次が飛んできた。渡部くんだ。私は体をびくっとさせた。

「おい、野次飛ばすのやめろ」

「緊張してんのはみんなわかってるから」

 この声は野球部員。フォローの野次だ。ラジオ体操をしながら皆がざわつき始めた。私は一瞬動きを止めた。まだラジオ体操の音楽が流れていることをちゃんと認識できて、少しほっとした。震える手を軽く握り合わせた。

「手本がなくたってラジオ体操くらいできるから」

「しっかりしろー」

「だから野次飛ばすのやめろって」

 私は瞬きもせず、その声を拾った。

「大丈夫ですか?」

 一番前に居た緑ジャージの一年生男子が声をそっと声を掛けてきた。

「少し顔、あげたほうがいいんじゃないですか」

 そう声を掛けられて、頷いて目くばせで感謝の気持ちを込めると、前に向き直ってグラウンドの遠い一番端を見つめた。ラジオ体操なんて小学生でもできる、大丈夫、大丈夫、大丈夫、と唱えた。私はゆび先の感覚が戻っているのがわかって、ラジオ体操の音楽に合わせてせいいっぱい体を伸ばした。やっとの思いで終わらせた。

「おわってよかったですね」

 さっきの男子が少し笑顔を見せてくれて。私はほっとして、やっと視覚と聴覚がクリアになった。私は声を掛けてくれた男子から目を離し、全校生徒をぐるりと見渡してみた。同級生だよね、そう腑に落ちて、見知った顔を何人か認識することができた。最初からもっと落ち着いていればよかった、と思った。

 ふと気が付くと台の下で紫が、こっち、と合図していた。私は一呼吸おいて、これでラジオ体操をおわります、と言おうとした。

「ごほうびはー」

 まただ、また渡部くんの声がした。笑い声が漏れた。

 私は”ご褒美”と言う言葉に嫌な予感がした。この前の講堂での野次合戦では、最初は真面目な話し合いだったのに、仕舞いには卑猥な言葉が飛び出した。

 私はそれを振り切るべく、思い切り息を吸い込み、演歌の一小節を渾身の力を込めて歌った。


    あなた 変わりはないですか 日ごと寒さがつのります

    着てはもらえぬセーターを 寒さこらえて編んでます

    ああ、津軽海峡冬景色


 台上でもし困ったら演歌を歌え、と、不安がる私に、朝練班が助け船を出してくれていて、それに従ったのだ。

 一瞬とまどい、間があったあと、誰かがあきれた声を出した。

「おい、なんで演歌なんか唄うんだよ」

 私はため息をひとつついて、

「ご褒美と言われたので。グラウンドでの全力下ネタ回避のためです。講堂では不謹慎だったので、グラウンドが最後の砦になるように」

 とまくしたてるように言った。

 グラウンドの皆がざわつき始めた。

 緊張はまだ続いていたけれど、私は目が覚めたような気持になった。

「下ネタよりは演歌の方がいいな」

 荻野くんの声だった。エースのピッチャーの声は絶大な影響力がある。

「すまなかった」

 中野が突然謝りだした。中野と渡部くんが仕掛けたいたずららしかった。

 またしても野次合戦が始まってしまった。講堂での野次合戦の再来だ。

 私は声のする方を目で追った。野球部はグラウンドにジャージの生徒が立ち入るのが気に入らないようで、次第に怒り出した。いろんな野次が飛んだ。

『今日も俺が立法政府立ててあげようか、なんて、弥生、すごい度胸じゃん』

 斎藤宏介さんの電話の声が響いた。今日もまた秘密組織も絡んでいたのか。

「弥生は俺たちのグラウンドを守った」

 中野が涙声になって言った。私は中野の馬鹿に少し顔が綻んでしまった。中野はグラウンドの神様を信じている。そして、校内で唯一残された処女である(と中野だけが思い込んでいる)私に4番バッターとしてホームランの願掛けをしてくる。涙目になるくらいならいたずらなんてしなければいいのに、と私は毎回いたずらされる度に思う。

「グラウンドじゃなくてダイヤモンドなんだって」

「マウンドの方が大事だろ」

「マウンドはダイヤモンドの中だろって」

 私は野次が少し落ち着いたのを確認して、一礼したあと、急いで台を降りた。

 紫が駆け寄ってきた。私は立ち眩みがして、足元がふらつき、両手で顔を覆ってため息をついた。

「どうした?大丈夫かって皆、心配しているよ」

 野球部員たちも駆け寄ってきてくれた。

「ちょっと眩暈がして。ごめんなさい」

「野球部、野次悪かったって。プログラム通り進められる?」

「その方が安全なんで、やりましょう」

 声にもならない声を出して、私はそう言った。

「いや、用意できていて、去年と同じなんだったら、今日は俺たちに任せてもらえる?今日はさ、グラウンドは女人禁制にしてさ、女の子は応援にまわってもらってさ。せっかくだから、俺たち野球部が先導して体育祭実行してみようよ」

 野球部員たちが大勢集まってきて、皆で頷き合っている。

「弥生、驚かないでくれる?トラックからダイヤモンドを守ってくれたお礼にさ。俺たち野球部が主催して体育祭を進めるよ。去年の委員長も助けてくれるってさ。皆で手分けしてさ」

 体育祭用にトラックを整備する業者とは、実行委員長として、私が立ち会って話しを進めた。去年はトラックがダイヤモンドに干渉していて、そのことについて先輩が愚痴をこぼしていた。トラックを去年と同じにもできなくて、考えた末、なるべく外野のスペースに設置してもらうことにした。トラックは、去年より、だいぶ道路寄りだ。それでダイヤモンドへの干渉を阻止した。それを皆わかっててくれたんだと思ったらほっとした。

 野球部員に進行表を渡し、その張り切って仕切る様子を眺めた。女子は、応援と、体育館でクラス対抗バトミントン大会。男子はトラックで、綱引きや騎馬戦などをすることになった。グラウンド、女人禁制の体育祭なんて、この学校始まって以来のできごとだろう。野次合戦から、こんな流れになるとは思わなかった。私はテントのはじっこの実行委員本部の椅子にすわって、それらをぼーっと眺めていた。


 「ちょっとこっち来て。ここに立っていろ」

 野球部員が実行委員本部席で待機していた私を大勢で取り囲み、トラックのゴール付近に引っ張って連れていった。これから体育祭の最後のプログラム、”目玉競技”である部活対抗リレーがはじまる。

「おまえ、おもしろいからここでご褒美として立ってろ」

 野球部員が私の肩を掴んで言った。

「でも、実行委員の仕事もありますし、こんなところに」

 私は翔之介の姿を探した。目を合わせても肩をすくめるばかりだった。私を取り囲んでいるのは三年生の野球部員らしかった。お互い三年生には逆らえない。

「いいから、いいから、くれぐれもおとなしくしててね」

 トラックの反対側を見ると、出場選手たちがもう準備して位置についている。

「じゃあ、俺たちは観客席に戻るから、ここに居てね」

 私は仕方なくその場に留まった。三年生の野球部員たちは席に戻っていった。

 リレーは、野球部の圧勝だった。凄い盛り上がりを見せていた。

「おい、おまえ、目障りだったぞ」

 走りおわった野球部員が話しかけてきた。軽口だとわかっていたけれど、皆に注目されてしまった。私は一瞬で緊張した。

「ご、ごめんなさい」

 私はそれだけ言うのでせいいっぱいだった。

「なんだよ、おまえ、ラジオ体操の時の勢いはどうしたんだよ」

「おまえが賞品で演歌なんか歌うから、俺たち勝手にセミナーハウスの使用権賭けちゃって。俺たち本気の布陣で走らされる羽目に」

 あたまをぽんとされ、私は深呼吸をひとつした。

「あれな、間違ってたけど、石川さゆり好きよ」

「あれ、石川さゆりなの?俺それ聞いておまえ許すことにするわ」

「いきなり唄いだしてすげーびっくりしたわ」

「そんなに下ネタ振られるの嫌だった?」

 私を取り囲んだ野球部員が次々に話しだした。次第に輪の人数が増えていく。

「あいつ、渡部しつこかったもんな」

「程々にしとけってあとで言っておくか」

「野良どもに勝ててほっとしたわ」

 渡部くんが野球部員に押し出されてやってきた。

「俺の名前呼びました?」

 渡部くんは情けない声で小さくそう言って輪に無理やり押し込まれた。

 渡部くんはここぞとばかり、野球部の追及にあっていた。サッカー部はいわゆる風紀を乱す“野良”の代表格として、皆の頭痛の種なのであった。

「OBの人にいつも、サッカー部は大丈夫なのか、って訊かれるんだよ。おまえに訊いてもなんも言わねえし。今まで、病院裏で悪いことできませんから、で通してきただろ」

 サッカー部は校内に練習する場所がなく、私は幽霊部なのかと思っていた。しかし、野球部員が、すぐ近くにあるセントマーガレット病院の厚意で裏手にある広大な空き地を無料で提供してもらって、そこを練習場所として使わせてもらっている、と教えてくれた。部室も校内にはなく、そこに用意されたプレハブの建物を使っていた。

「それより、おまえ、弥生が高橋監督に呼び出された時、何で慌ててついてったんだ?皆、野良が余計な口出ししたから弥生が野球部のマネージャを反故にしたって噂してるんだぞ」

 そんな噂が立っていたなんて思いも寄らなかった私は、高橋監督が、と言いかけた。翔之介に助けを求めたくなって、あたりを見回した。私の様子に気が付いた翔之介も側にきてくれた。

渡部くんは問い詰められて、黙ってしまったが、野球部員にどつかれて、慎重に言葉を選ぶように、

「暴力的な方法で屈服されらるのかと思って、心配してついていったんですよ」

 と言った。

「暴力的な方法って何だよ」

 渡部くんは、さらに慎重に、

「いや、監督に跪いて誓いを立てさせられて、それがマネージャー就任の儀式になるのかと思い込んでいて・・・」

 と続けた。

「あー、やだ始まった。野良の馬鹿話し」

「野球部の監督がそんなことするわけないだろ」

 野球部員が語気を荒げて言った。

「俺たちの間ではそれが常識なんです」

渡部くんがそう言うと、野球部員たちはあきれた顔で苦笑いした。渡部くんがその様子を見て、情けない声を出して、

「自分の彼女にはそうしてもらったんです」

 と続けた。

「なんでそんなことをさせてんだよ?」

 渡部くんは挙動不審に陥って、

「こいつは俺の女だ手を出すなっていうことを示すための儀式なんです。サッカー部ではみんなそうしてます」

 と、みんな、を強調して言った。

「宣言するだけじゃ、自分の彼女って認められないの?」

 渡部くんはさっきより小さな声で

「言うだけじゃ、ちゃんと彼氏と彼女って認められないんです。サッカー部の奴らは野球部の人たちとは違うんです」

 と言った。

「儀式とか言って、くだらないことばっかやってんなよ。俺たちおまらのこと何て言ってるか知ってんのか。野良サッカー同好会って呼んでんだぞ。あー俺やけくそでも、リレー、おまえらなんかに負けなくてほんと良かった」

 私も、ほんと良かった、と思った。

「女の子にそんなことしてるなんて、OBの人たちにも話せないよ。俺たちOBの人たちに凄い支えてもらってるから、逐一学校のこと報告しないといけないんだ」

野球部員たちは心底呆れて困っているようだった。

渡部くんは申し訳なさそうに、

「でも、元気よくボール遊びするのが僕らの務めなんで」

 と言った。

「だったらそれだけしてろよ」

「それ言われると、なんも言えねえけど」

「留め刺してえよなあ」

「隠れて部室でタバコ吸ったりしてねーだろうな」

「部室じゃなくて、プレハブ小屋じゃねえのあれ?」

 そう訊かれて、少しの間があったあと、渡部くんは、

「一回だけやりました」

 とこたえた。

「馬鹿野郎」

野球部員のひとりが大きい声をだして渡部くんの頭に鉄拳を食らわせた。

私も、渡部ばかやろー、と思った。

「何やってんだよ、おまえらは」

 渡部くんはまた挙動不審になってきた。

「すいません。それが俺たちはサッカー部の仲間だっていう証の秘密の儀式なんです」

たぶん渡部くんひとりの責任じゃないと思うけど、私はサッカー部の馬鹿さ加減に、野球部のひとたちが気の毒になった。儀式ってなんだよ、カトリックの教えを守る学校なのに悪魔でもとりついたんか。

「儀式かなんか知らんけど、とりあえずタバコは一回でも止めろ。共学を守るには野球部の強化は絶対で、俺たち学校のために一生懸命練習頑張ってるんだ。おまえたちの不始末のせいで、試合に出られなくなったらどうするんだ。これ、おまえら知ってたの?」

 集まっていた野球部員は全員首を横に振った。

「皆、初耳なんだ。高校野球ってのはな、学校と一蓮托生で、連帯責任が基本なんだ。試合に出られなくなったら、この学校終わりなんだって」

強い口調でそう言った。

「私もやめてほしい」

こういう時は口を挟まないほうがいいと思ったけれど、思わず言ってしまった。

皆で小さくなっている渡部くんを見た。

「タバコはもう二度と、絶対やるんじゃねえぞ」

私はその声を聞いて怖くなった。本当に毎日頑張っているんだもの、怒って当然だ。

「毎年やってんの?おまえらの先輩も後輩も、皆、馬鹿なの?」

「それは絶対に止めさせます」

渡部くんは姿勢を正してきっぱりと言った。そんなのえばるようなことじゃないよ。

「OBの先輩には相談できても、先生には言えねえじゃん」

「聞きたくねえことばっかり聞かされて疲れたわ」

「ほんと、ろくでもねえな、野良サッカー同好会はよ」

「今日は野球部緊急ミーティングだよ、これからサッカー部もっと締め上げねえと」

「俺ら練習で疲れてるし、忙しいんだから、迷惑掛けるようなことすんじゃねえぞ」

 渡部くんは泣き出しそうな声で、

「野球部の人たちに絶対迷惑掛けたらいけないっているのはわかっているんで」

と言った。

「わかってねえ!」

 怒鳴られた。私ももの凄く驚いて、思わず翔之介の腕を掴んだ。

「儀式が好きならボール囲んで円陣組んで、元気に合言葉でも言ってろ。そのほうが病院の人たちも喜ぶだろ」

 野球部員がため息をつきながら言った。

 渡部くんは情けない声で

「おっしゃる通りです」

と言って小さくなった。私は病院裏の野良サッカー同好会と、野球部の練習するグラント(体育館も)との隔たりの遠さを想った。


 私は、体育祭実行委員長の任をやっと解かれて、外階段にすわって人がまばらになったグラウンドをひとり眺めていた。体育祭は、後片付けまで滞りなく終わった。野球部主導の“グラウンド女人禁制”の体育祭は、野球部員たちがグラウンドを大切に思っていることを、生徒たちに示すこととなった。私たちの校風は、野球部員の守る新しい伝統に守られている。

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