旅に出たことに後悔はないと思うけど、「本当にこれでいいのか」などの迷いは抱えていたのかな。
それを誰かに認めてもらえると、自分の気持ちってがらっと変わってきますもんね。
フランという人は、ボイドにとって様々なところでキーポイントになってきますね。いい出会いができて本当に良かった!
作者からの返信
納得できない、と言ったのはボイドだけで、家族には反対されて、それを振り切って出て来てしまったのです。なので、この道を選んだことは本当は間違いじゃないか、という不安をずーっと抱えていました。
本当のところを言えば、いつ死んでもいいくらいに思っていたわけです。
でもフランに会えて、楽しい事、初めて知る事、自分を大事にしてくれる人は他にも居るという事を知って、この言葉で更に気持ちが落ち着きました。
彼との出会いは本当に大事でした。
手のひらクルックルされたら腹も立ちますよね!! 村を追い出されたあとの生活についてボイドはあっさりと語っているけれど、たぶんかなり苦しかったんだろうな、と想像がつきますし……。
>誰でも大事なことはそれぞれ違う
今回はフランのこの台詞にグッときました……!
作者からの返信
ほんとそうなんです。
お父さんは「いずれ分かってもらえる」と思っていたので、それが認められて喜んでるんですが、ボイドからしたら「こんな連中は信じられない」って感じです。詫びもなしに「戻って来い」ですしね……。
フランも結構変わった研究をしているので、色々言われる立場ですが、それが必要な事だと踏ん張っている人なので、この台詞が出てきました。他人のそれを理解するのは難しくても、そう思って見れば無価値な事はない、という私自身への戒めでもあります。