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  • もしこの世界が壊れてもへの応援コメント

    秋色様

     絵莉さんの状況、今どきの若い子たちの日常なのでしょうね。
     いいねを直ぐに押さないと仲間外れにされてしまう……学生時代のこの薄氷の上を歩くような感覚は、きっとどの年代の人たちも経験したことがあると思うのですが、昔は学校から帰って家に帰れば、ひとまずは逃れられたのに、今はスマホがあるから24時間365日のような気がしました。これは気が休まらないですよね。
     そんな中、そういう付き合い方とは一線を引いていた紗奈さんの言葉によって、少し踏ん切りがついたのかもしれませんね。
     これからは、心落ち着けて新しい目で周りが見られるようになるといいなと思いました。紗奈さんとももう少し話せるようになるといいですね。

    作者からの返信

    涼月様、いつも素敵な感想をありがとうございます!

    そう、若い子ってすごくそういう部分に気を使うところ、あります。でも自分自身が学生だった頃にもそういうところはあった気がします。今も多少はありますしね。

    確かに携帯電話がない時代は、家での時間は外の人間関係から切り離されていられたんですよね。文明が進んで、繋がる事で幸せを感じる事もすごく多いのですが、人を傷つける繋がりは悲しいです。

    踏ん切りがついたら、新しい目で周りを見る事ができますよね。絵莉の事を心配して下さり、ありがとうございます!

  • もしこの世界が壊れてもへの応援コメント

    色々考えさせられるお話でした。
    絵莉は幼い頃から、父さんのメッセージが来ないと泣いてましたが、それは高校時代にも形を変えて続いてましたね。誰かのメッセージや反応が心の安定剤みたいになってしまうんですよね。自分もそんな所があるように思います。自分の中にあるものがあやふやだと、すがってしまうのかもしれません。
    紗奈は自分に自信があるからこそ、スマホのやりとりを偽物の世界と言ってはばからないのかな?と思いました。

    作者からの返信

    Youlife様、応援コメントをありがとうございました。色々深く考えていただき、うれしいです。

    誰かのメッセージや反応が心の安定剤になっているというのは、ありますね。私は、周りの若い人達が人の反応をものすごく気にしているのを見て疑問に思う事がありました。でもよく考えたら誰にも、自分にもそういう所はあるんですよね。悪い事だけでなく、人の言葉一つで救われたりもします。

    紗奈の「壊れたっていいんじゃない」という言葉は、自分に対してでもあります。

  • もしこの世界が壊れてもへの応援コメント

    「窓の外に白い銀貨のような月が輝いていた」
    こうゆう表現がうらやましいのです。
    まいったな…と本当に思ってしまうのです。

    ラジオや動画、画像、いろいろなメディアがありますが、
    文章独特の表現方法って、出会うと震えるというか感動してしまうのです。
    本が、文章が好きなので、いいな、と感じます。

    偽物に付き合わなければいけない時もありますが、
    偽物と認識できていればいいのかな…。
    表層だけで付き合っていると
    疲れちゃうのですけれどね、途中から。

    ふて寝する度胸があるのだから、きっと彼女はふっきれるのでしょう。

    勇気がもてるお話でした。

    作者からの返信

    応援コメント、ありがとうございました。文章を褒めていただき、恐縮です。これまで割に文が雑だったので、前作くらいから気をつけるようにしました。

    そうですね。偽物でも付き合わないといけない時もあリますよね。表面的な付き合いは疲れます。個人的には相手を尊重する気持ちがあれば、いいのかなと思います。

    ふて寝する度胸があれば、大丈夫でしょうね。ふっきれて、気がつけば側にいるのは本当に大事な人だけ……となればいいと思います。(^_^)

  • もしこの世界が壊れてもへの応援コメント

    起承転結が確りしていて、読み応えがありました。( ^∀^)

    特に「起」の部分の最後、
    「こうして眠りにつく前、折りたたみ式の携帯電話をぱかっと開くひとときは、絵莉にとって一日で一番幸せな時間になった。」
    この一文が、終盤までずっと効いていますね。

    本当に大切なもの、分かっているようで、表面的なことにばかりかまけて、つい蔑ろにしてしまいがちな日常…

    でも、それも、人生か…

    主人公が、先輩に対して暴れて見せようとしたり、ふて寝したりするところが、実はかなり先輩のことを信頼して(憧れて)いる様子も伺えて、いじらしいのも良かったです。



    作者からの返信

    新作への感想、ありがとうございます。元々、起承転結は気にする方なんですが、最近は必ずしもその流れが均等でなくてもいいのかな、なんて思ったりもします。

    ninjin様が「起」の部分の最後とされた言葉は確かにちょっと思い入れあるかも。自分自身、ガラケーの時代に良い思い出が詰まっている気はいまだにします。ガラケーからスマホに変わった時、便利だけどちょっと色々変わり過ぎて、それに慣れず戸惑った苦い記憶が残っています。

    確かにラストは先輩への信頼ですね。依存心の強い絵莉も先輩の影響で少しずつ自立していくのでしょう。