グラデーション
あべせい
グラデーション
見事なグラデーションだ。
純白から始まり、クリームホワイト、シアン、マリンブルー、スカイブルー、コバルトブルー、アイアンブルー、ネイビーブルーと、白から青系統の色へ徐々に変化している。
和名で言うなら、白から水色、空色、青、紺、藍だろうか。
色見本の話ではない。道路際に建つ五階建てマンションの一角に、ハンガーに掛けて干されているTシャツの話だ。その数、12枚。
同じデザインの色違いのTシャツをランダムに干すのではなく、西端の白に始まり、薄い青から濃い青へと、少しづつ青味が強くなるよう等間隔に、物干しロープに吊るしてある。
洋品店なら理解できる。一般家庭の物干し台に、なぜ、そんなに手間ひまかけるのだろうか。
おれは、そのマンションの住人に格別の関心を抱いた。
どんな女性……男性かも知れないが、心の奥底では、美形の婦人を思い描いている。
時間は朝の10時過ぎ。洗濯をするのだから、主婦。Tシャツの数から、夫もこどももいる家庭持ちだ。
おれの住まいは、このマンションから自転車で数分の距離。このすばらしい干し物を見たのは、きょうが初めてだ。3月に一度程度しか通らない道だから、いつから始まっているのかはわからないが、恐らく新しく入居した住人に違いない。
明日から観察を続け、美形を見つけ出そう。
おれの仕事は、いわゆる「便利屋」。
ただし、お金をもらえば大抵のことは引き受けるという便利屋ではない。
依頼を引き受けるには、小難しい条件がある。
依頼者は、おれと同じ一人暮らしであること。男女は問わないが、年齢は25才以上であること。これは、学生は断るという意味あいがある。社会人であっても、少なくても数年の社会体験を求める。
さらに、時間をかければ、依頼者でも簡単に出来るという依頼は受けない。
依頼者に体力や技術や資格がなく、やる気があっても、出来なくて困っていることが条件になる。従って、面倒だから金を使って他人にやらせる。こういう手合いはお引き取り願っている。
それでは、依頼は来ないだろう、とひとは言う。
来なくてけっこう。食べることはできる。
おれには金がある。贅沢をしなければ、一生食べていけるだけの資産がある。
一人息子だったから、親の残した土地、建物、預貯金をすべて引き継いだ。
親戚は、母の姉妹が遠くにいるが、母の実家の相続トラブルをきっかけに疎遠になり、全く行き来がなくなっている。
母は生前、「わたしが死んでも、どこにも知らせるな」と言っていたこともある。母は伯母たちを憎んでいた。おれは、母の死後すぐに電話番号を変えた。これで母の実家から電話がかかる恐れはなくなった。
母の遺産は、土地建物、預貯金のほか、四階建て15室のマンションがあり、それらをすべて相続した。このため、毎月何もしなくても、百万円以上の賃貸料が入る。
こんな身分になったのは、つい最近のことだ。それまでは通勤に往復2時間半をかけ、東京のちっぽけな会社に勤めていた。
それまですこぶる元気だった母親が、古稀を迎える直前に歩道橋の階段から転げ落ちて亡くなったのは、突然だった。
母ひとり子ひとりの暮らしから、いきなり不惑男の一人暮らしに変わった。
妻はいない。10年ほど前に半年間同棲した相手はいたが、結婚経験はない。同棲相手は、その後、別の男と結婚したと噂に聞いている。
母の葬儀はひとりですませ、忌み休暇をもらっている間に、会社勤めをする意味をなくし、退職した。
それまで、食事、洗濯等の家事は、すべて母がやっていた。感謝することを忘れ、四十男があまえていた。
そして、いまは、洗濯はコインランドリー、食事は駅前の定食屋かファミレス。
まだ2ヵ月だから、そのうちに、と怠惰をきめこんでいるが、家事よりも優先させたのが、仕事だった。
別に働きたいのではない。生活する金はある。働く理由は、「引きこもり」や「おたく」という評価は受けたくないことが大きい。
ささやかでも、社会と関わっていたい。そうでなければ、正常な思考が保てない気がしている。
で、「便利屋」なるものに行き着いた。
おれ自身は、「サポート屋」と呼んでいる。
「生活サポート『とわ工房』」という名刺を作り、自宅から4キロ圏内の家々のポストに配って歩いた。
「とわ」は永久という意味だが、母の名前をそのままいただいた。
「とわ工房」の初仕事は、名刺を配りだして、5日目に入った。それから、一ヵ月に数件、週に数件と着実にふえていった。
仕事の多くは、掃除や草むしり、買い物代行だが、依頼者の多くが高齢者であることは予想外だった。
思慮が足りなかったといえば、それまでだが、亡くなった母の年齢に近い婦人からの依頼が最も多い。
料金は一般の便利屋の半分以下にしている。だから、週に数件でも依頼が入るのだろう。男一人でも、これだけの稼ぎでは生活できないが、おれは満足している。
Tシャツのグラデーションを目撃してから、20日ほど経ったある日、そのグラデーションのマンションに行くことになった。
マンションは5階建て。グラデーションの部屋は、3階西端。依頼人は、4階東端の住人だった。
おれはグラデーションのことはすっかり忘れていた。
依頼人は、80代の老夫婦。
電話で聞いた依頼内容は、
「ベランダを整理して欲しい」
というものだった。
早速、問題のベランダを見せてもらった。
洗濯機、プランター、足付きの電話台、あとはオーブントースター、電気ストーブなどの小型家電が整然と並べられている。
おれは、汚れ具合や壊れ具合をざっと見てから、ベランダの外に目をやった。
アッ、あの干し物……。
下の階の西端のベランダで洗濯物を干している手が見えた。
そろそろ干し終わりなのだろう、その洗濯物が白から赤にみごとなグラデーションを描いている。この前は、白から青だった。こんどは白から赤……。
「奥さん、ちょっとお尋ねしますが……」
おれはわけもなく、この家の老婦人に話しかけていた。
「あの下のベランダですが……」
おれはベランダから身を乗り出し、3階西端のベランダを指差した。
老婦人はベランダに出てきて、チラッと見るなり、
「あのお宅ね。あちらは、ご主人を亡くされてから、いろいろあるみたいですよ」
未亡人か……。しかし、
「お子さんがおられるでしょう」
「小さいこどもさんが2人、おられたみたいだけれど、ご主人のご両親が引き取られたらしくて、お淋しいンじゃないですか」
では、あの洗濯物はナンだ。Tシャツばかり、7枚も8枚も干してあるのは、どうしてだ。
「Tシャツがお好きなンですか?」
「さァ……」
老婦人はTシャツのなぞまでは知らなかった。
依頼されたベランダの整理については、洗濯機や電気ストーブなど処分する品を外の廊下に運び出し、植木鉢のような細々とした品物については老夫婦が用意していた収納箱に入れ、隅に置いた。
処分品は一旦車で自宅に持ち帰り、後日リサイクル業者に引き渡すことになる。
小一時間後。
「おかげさまですっきりしました。ありがとうございます」
老夫人は労いのことばを言い、おれは規定の料金をいただいて辞した。夫人の夫は認知症らしく、リビングの椅子に腰掛け、穏やかな顔でテレビを見ていた。
おれは廊下に出した洗濯機などの処分品をエレベータに乗せ、一階駐車場に駐めておいた愛用の軽ワゴン車に積んだ。
さて、帰るか。
そう思ったとき、人影が車のそばに近寄ってきた。
「とわ工房さんでしょうか?」
「そうですが……」
ワゴン車のドアに、粘着シートを切り張りして「とわ工房」と記してある。見ず知らずの人から声をかけられるのは初めてではない。この種の仕事ではよくあることだ。
ジャケットにスカート姿の30代半ばの婦人が、運転席ドアのそばにいる。
おれは慌てて窓を開けようとしたが、すぐに思い直し、車から降りた。
以前、田舎で道を聞こうとしたとき、「人にモノを聞くのに、車の中からするやつがあるかッ!」と罵倒されたことがあったからだ。もっともだ。車のシートに腰掛け、歩いている人をいきなり呼びとめ、勝手なことを尋ねる。もっと低姿勢になれ、ということなのだ、とそのとき教えられた。
「ご用でしょうか?」
おれの軽ワゴン車はマンションの2台分ある来客用駐車スペースに駐めてある。奥には、居住者用の駐車スペースが広がる。
「わたし、車に慣れなくて。バック駐車ができなくて困っています」
見ると、エンジンをかけたまま斜めに止まっている乗用車が見える。
「すぐやります」
おれはその車に乗り込み、すぐに正規の駐車位置に車を駐めた。
「ありがとうございます。助かりました」
婦人はそう言い、
「おいくら、お支払いすればよろしいでしょうか?」
「けっこうですよ」
おれは顔の前で手を横に振り、苦笑いしながら答えた。
「でも、ご商売でしょ」
「この程度のことでお金は頂戴できません」
おれは再び車に乗ろうとしてドアに手をかけると、
「でしたら、お願いがあります……」
「エッ」
振り返ると、
「男手がないものですから、少し手伝っていただけると助かるのですが……」
婦人が申し訳なさそうにしている。
「なんでしょうか」
おれは、婦人の後についていくことにした。
「この照明なンですが……」
連れて行かれたのは、あのグラデーションのベランダを持つ部屋だった。
すなわち、彼女は未亡人。それを知ったとたん、おれは妙な気分に陥った。
婦人は、リビングの天井を示して、不具合を指摘した。
リビングから、ガラスの窓越しにベランダが見える。
そして、白から赤に変化するグラデーションTシャツの数々……。
おれは椅子を借りて、シーリングライトを点検した。壁スイッチでオンオフできるが、操作通りにライトが点かない。点いても、明かりが安定しないのだ。微妙に揺れている。
ローゼットを調べると、接触不良を起こしている。
「奥さん、このローゼットを交換したほうがいいかと思います。近くのホームセンターで数百円で手に入ります」
「ではそうしてください。お願いします」
おれは行きつけのホームセンターまで車を走らせ、ローゼットを手に入れると、数分で交換をすませた。
「この照明に問題が起きましたら、お電話ください。無償で修理させていただきます」
おれは規定通りの料金をいただき、改めて名刺を差し出し、外に出た。
本当を言うと、「いまお茶を」と言われ、引き止められたが、女性のひとり住まいだ。長居は禁物。グラデーションのことを尋ねたかったが、後日また機会があるだろう。
その後、半年が経ち、季節が変わった。
未亡人の名は、「佐久井李沙(さくいりさ)」。ローゼット交換の手間として、部品代込みで千円請求した際、領収書の宛名として、名前を尋ねたのだ。電話番号も聞いた。
しかし、自宅から車で1、2分の距離にもかかわらず、彼女のことをそれから半年間思い出すことはなかった。
彼女のマンションの前は大通りから外れていて、通ることがなかったせいだが、名前がわかったことでいつでも会えるという安心感があったのだろう。
電話だった。
「以前、お世話になった佐久井です」
携帯の画面に李沙の名前が出ている。あの日、帰宅してすぐに登録した。
「すぐにうかがいます」
おれは依頼内容を詳しく聞かずに車を発進させた。
急に会いたくなった。李沙はおれ好みの女性だ。同棲した女に姿形が似ている。あいつには、逃げられたが。
「ご無沙汰しています」
玄関ドアが開くと同時に、そう言って深く頭を下げた。
「ごめんなさい。いま、ひとが来て。あとでお電話します」
李沙は、申し訳なさそうに言ったが、おれは彼女の顔が見られただけで満足した。
「では、お待ちしています」
おれはそう言って後ろ向きのまま外に出ようとしたとき、彼女の肩越しに、チラッと人の姿が見えた。
男だった。
何者だろう。後ろ姿だったが、李沙とよく似た年齢だ。
しかし、ジェラシーはない。彼女に対して、それほどの関心がまだないのだろうか。
その日、電話はなかった。こちらからするのも気がひけたので、そのままにした。
それから、数ヵ月経ったある日。
税務署に車を走らせ、赤信号で停止すると、突然、運転席の窓ガラスをノックされた。
おれの軽ワゴンは、片側二車線道路の停止線の一番前、歩道側に止まっていた。
「李沙さん……」
おれが唖然としている間に、彼女は助手席のドアに手を掛け、すばやく車に乗ってきた。
軽ワゴンのシートは乗用車より高いため、乗りづらいのだが、そんな風には感じさせない身のこなしだ。なんだか、別人をみる思いがした。
すると……。車庫入れに困って声をかけてきた最初の出会い、あれは彼女の芝居だったのか……。そんな気がした。
「信号、変わったわ」
おれは彼女に促されて、慌てて車を発進させた。
どこかに行こう。税務署なんてどうでもいい。どうせ、申告の相談なのだから……。
「李沙さん……」
おれは、「佐久井さん」と呼ぶべきなのに、二度も下の名前で呼んでいた。ふだん心のなかでは、そう呼んでいるからなのだが、彼女は全く意に介さず、
「芳樹さん、もう少し走れば、ファミレスがあるから、そこでお話しましょう」
「エエ……」
そのとき、おれの名前をどうして知っているのだろう。仕事用の名刺には、住所と「とわ工房」掛川とあるが、下の名前までは記していない。
ただ、知る手立てはある。町内会の名簿にはフルネームで記載されている。いや、軽ワゴンのダッシュボードの中にも、氏名を記した工具がいつくかある。電気工事士の資格をとるために使った工具類だ。
そんなことは、そのうちわかる。いまは、この興奮をどうするかだ。
おれは彼女の指示通り、ファミレスの駐車場に入り、店内のテーブルに落ち着いた。
「ごめんなさい。いろいろ、謝らなければいけないのに」
「……」
「以前、依頼させていただいたのに、そのままになっていたでしょう。あのとき、兄が来ていたの。それで、兄が勝手にやってくれて……」
李沙が数ヵ月前に依頼してきたのは、コンセントの交換だったが、たまたま訪れた兄が取り替えてくれたのだという。聞けば、彼女の兄は電気工事の会社を経営していて、その道のプロらしく、こちらの出る幕ではないことがわかった。
彼に新しいコンセントの持ち合わせはなかったのだが、ふだん使わないコンセントを外して、それを取り付けたという。
「だから、お時間があるときにお願いします。コンセントを外したところは、いま線がむきだし状態で…」
コンセントはホームセンターに行けば、簡単に手に入る。電気工事士の資格がないとできない工事だが、おれは同棲していたとき、妙な行きがかりから電気工事士2種免許をとっていた。
「でも、いいところでお会いしたわ。飛び乗ったりして、ごめんなさい。驚かれたでしょう?」
「エッ、いや。李沙さんと知って、いままで存じ上げていた李沙さんとちょっとイメージが違って」
李沙は役所や金融機関に立ち寄った帰りだと話した。亡き夫の名義から彼女名義に書き換える手続きがいろいろあり、ようやく始める気持ちになったらしい。
「わたし、兄以外の男の方と話す機会がなくて……。きょうは楽しい」
「そうですか。ぼくも……」
おれは彼女に引かれていく自分を感じる。しかし、不惑を過ぎると、危険を感じて、つい引いてしまう。
これ以上超えると、関係がつまらなくなってしまう。おれは、同棲でそのことを覚えた。
食事をすませ、彼女をマンションに送り届けると、
「コンセントは近いうちに。ご都合をうかがってからお訪ねします」
と言って別れた。
その数日後だった。
近くにあるチェーン展開している衣料品店で、李沙を目撃した。
……そこは男もの売り場だ。手にとって居るのは、ワイシャツ。すでにバスケットのなかには、白とブルー系統のワイシャツが4、5点入っている。
グラデーション! おれはようやく思い出した。彼女の物干し場のグラデーション……。
おれは声をかけるのをはばかった。
その日の夕刻。おれは彼女に電話をかけ、新しいコンセントが用意できたので、明日にでも取り付けに行きたいと伝えた。
翌日。
「これで完了です」
おれは新しいコンセントを取り付け、李沙に作業が終了したことを伝えた。
「ありがとうございます。どうぞ、こちらでコーヒーをお飲みください」
おれはリビングのテーブルを見て、立ち上がった。
そのとき、ベランダの物干し台が目に入った。時刻は正午前だ。洗濯を終えたのだろうが、干し物を見て、驚かされた。
ワイシャツばかりが10着ほど干してある。しかも、その干し方が、白から始まり、徐々に青味が増して濃い藍色の順に並んでいる。
グラデーション! おれは数分、その光景に釘付けになった。
「お気付きになったでしょう。ちょっと、おかしいですね」
李沙がいつの間にか、おれの背後にいて、ぽつりと言った。
「あれは、夫への呼びかけなンです」
「呼びかけ?」
「気持ちが高ぶったときとか、たまらなく淋しくなったとき、夫が好きだったグラデーションを洗濯物で描いて、夫に伝える。すると、不思議と心が落ち着くンです」
「ご夫君のお仕事は?」
「衣料品のデザイナーをしていました。シャツやジャケットの……」
「……」
「でも……」
李沙はことばを切って、おれを見つめた。
「……」
おれは何も言えず、彼女の瞳に釘付けになった。
「もう、必要ないと思っています……」
李沙の瞳が潤んでいる。
「わたし、あなたのお宅まで一度おうかがいしたことがあって……」
おれは口が開けないと感じた。
「お留守だったようなので失礼しました。そのとき、郵便箱からはみ出ていた郵便物を覗いてしまって。お名前を確かめたくて……ごめんなさい」
自宅の表札は、あるにはあるが、亡くなった父が手書きしたもので、古くて、文字がかすれていてよく読めない。
同じ立場なら、おれだって、そうするだろう。
おれは心の高ぶりが抑えきれなくなっている。
結婚はしない。する気はない。絶対に……。
しかし、女性、いや、いまは彼女を求めている。
淡い交際でいいではないか。グラデーションのように徐々に色濃く変化するかも知れないが、それは期待しない。
待て。彼女には預けているとはいえ、2人のこどもがいる。こどもに責任を持てるのか。いや。男はこういうとき、そンなことまで考えない。身勝手だが……。
同棲したとき、逃げた彼女を追わなかったのは、女性の変わりように落胆したことが大きかった。李沙が同じ女とは思いたくないが、人間関係は徐々に変わる、深みにはまるだろうが。
しかし、それも……。すべてを投げ出させる魅力を、おれはこのいま、李沙に感じている。
李沙のくちびる、肉体に……おれは……。
(了)
グラデーション あべせい @abesei
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