第21話 僕は偶然、思い出の女の子に出会う
最近、ラブコメ書くのがきついんですよね。
別に僕が陰キャだからというわけではないんですけど。
精神的にきついというか、わかるでしょ!
…多分
そんなことはどうでもよくて、番外編なんですが、延期します。
では続きをどうぞ!
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
家に帰る途中のことだった。
来た道の反対方向に帰り、無事に最寄駅に到着した僕はお昼ご飯を食べていなかったので、コンビニに寄ることにした。
今日はなんだか、歩きたい気分だったのかいつも寄るコンビニではなく少し遠いコンビニ向かった。
そのコンビニに向かう途中の懐かしい建物を見かける。
「あれ?ここって僕が受験生の頃に通っていた図書館だ」
僕が通っていた中学校と今通っている高校とは逆方向だ。
……そうか、ここの図書館って今通っている高校と真逆だから
少し懐かしさを感じながらも図書館の奥のコンビニ向かう。
「図書館の近くにコンビニってあったんだ」
中学生の頃は寄り道せずに帰っていたし、休みの日は基本、家に出ない。
だから、あまり中学方面の周りはあまり知らない。
コンビニでご飯を買った僕は扉を出て再び図書館を通るとあることを思い出す。
……そういえば、あの子、今何しているんだろう
ふとそんなことを思い出す。
僕にとっては初恋になるのだろうか。
最近は色々濃い人たちに関わりすぎて唯一の中学生の思い出を忘れていた。
今思えば、この出会いがなければ、そもそもこんな気持ちにもならなかった。
きっとあの出会いが僕を変えたんだ。
……何も変わってないけどね
けど、僕にとっては……
「あ〜やっぱり名前を聞けばよかった!」
僕は大きく叫んんだ。
まだお昼ぐらいの時間帯だ、周りの人たちはその叫び声を聞いて僕に注目する。
「あ、すいません、すいません」
僕は謝りながら、サッとその場を去った。
そのまま近くの公園に駆け寄った。
僕はベンチに座った。
「は〜なんで叫んで……」
ついつい思ったことがそのまま口に出てしまった。
よく見渡すと見たことのない公園だった。
「こんなところに公園ってあったっけ?」
よくよく見ると近くに図書館もある。
どうやら図書館の裏側にある公園らしい。
「知らなかったな〜」
僕はしばらく、思い出に浸る。
「やべっ!」
気づくともう15時になっていた。
すでにお昼の時間を過ぎていた。
時間の流れというものは早いものだ。
「しかし、本当に誰も来ないんだな」
この時間帯だと子供たちが遊んでいてもおかしくない時間帯にはずなんだが、誰一人としてこない。
きっと誰もこの公園を知らないのだろう。
僕もそろそろ立ち去ろうとベンチから立ち上がると足音が聞こえたのだ。
後ろを振り返ると、そこには犬の散歩をしている女の子が立っていた。
僕はその女の子と目が合う。
目が合うことがわかると僕はすぐに目を逸らした。
……な、なに!あの子!かわいい
僕は見た瞬間、そう思ってしまった。
黒髪ロングですごくかわいい。
きっと誰でも付き合いたいと思うだろう。
……よくよく見るとなんか
「あの〜」
「はい!」
急に話しかけられた僕は変なトーンで返事を返してしまった。
その返事に女の子もびっくりした顔をする。
女の子は深呼吸をしてもう一度僕に話しかける。
……なんで深呼吸したんだろう
冷静な自分がそう思った。
「もしかして、去年の夏頃に図書館で勉強していましたか?」
「え?」
僕は一瞬、何言っているの?と思った。
「あ〜!」
僕はその瞬間、思い出した。
正直、あんまり女子の顔を覚えいていない。
もちろん、図書館で一緒に勉強した子の顔なんてぼんやりとしか覚えていない。
しかし、一つだけ覚えていることがある。
それは髪が長かったことだ。
「もしかして、図書館で一緒に8時まで勉強した…」
「そうです!」
彼女は目をキラキラしながら返事をする。
「ひ、久しぶり……」
「本当ですね、実は私、今、皆三鷹高校の通っているんですよ」
「え、僕も皆三鷹高校に」
「本当ですか!何組なんですか?」
「え〜と2組」
「2組なんですね!」
……なんか、イメージが違う
こんなに積極的な子だったけ?と疑問に思いながら会話をする。
「私、4組なんですよ!もしよかったらたまに遊びに行ってもいいですか?」
「…うん」
「やった!」
彼女が時計を確認すると
「あ、もうこんな時間だ!ではまた学校で」
そのまま帰ってしまった。
「なんか、昔とイメージと違ったな……帰ろ」
そのまま僕は帰った。
(あ、お昼ご飯食べてない)
・・・・・・・・・・・
いやーなんか書いていて心が痛い。
ラブコメって陰キャが書くと心に精神的ダメージが、、、
最近、いろんなことに挑戦しているですよ。
その話はまたします。
読んだ感想などコメントしてくださると嬉しいです。
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