第20話 恋ってすごく甘酸っぱいよね
1月1日が終わってしまいました。
時間の流れは早いものですね。
最近、昼夜が逆転して、起きる時間が1時だったりと、やばいんですよね。
まー特に話すことはないです。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
なぜか僕は奈々さんと斎くんと話し合いをすることになった。
そもそも、なんでここにきたのかの目的もよくわかっていないのに気づいたら、こんな状況になってしまった。
奈々さんと話すのは楽しかったし、友達が増えることも嬉しいのだが、ヤクザの娘だからな、下手のことしたら生きて帰れない。
ここは場合を伺って帰るしかない。
「祐樹くん、改めて劉虞寺斎と言います。気軽に斎と呼んでください。」
にっこりとした笑顔。
僕は器用だなと思ってしまった。
表と裏の顔を持っている、そんなふうに感じる。
「よろしく、斎くん」
「いいえ!こちらこそ!」
そう言って僕の手を握りしめる。
「こら!斎!祐樹くんが困ってるでしょ!」
「なんだよ、奈々姉さん、俺はやっと友達ができて嬉しんだ!横槍するなよ!」
「な、、なんですって!」
いきなり喧嘩を始めた。
……なんか色々聞いてしまったような気がしたけど、それにしても姉弟って感じだ
な
僕はその喧嘩を止めることなく、喧嘩を眺めた。
なぜかって?それは一周回って緊張してなかったのが、なんだか急に緊張してきたのだ。
陰キャというのは意識し始めると一気に陰キャが出てしまう生き物だ。
そして、今、僕はその状態に陥ってしまったのだ。
喧嘩をしばらく、眺めていると気づけば、12時になっていた。
……お腹すいたな
何時間喧嘩しているのだろうか、いくら姉弟でも仲が良すぎる気がするが。
僕も一様、妹がいるがそこまで仲良くはない。
そもそもここまで仲のいい姉弟はまずいないだろう。
……なんでここにいるんだろう
すると、二人は途中で力尽きて倒れる。
「奈々姉さん、そろそろ、負けを、、、」
「斎、こそ、、、」
二人はもう限界だろう。
斎くんが時計を確認するとハッと顔をする。
「奈々姉さん!時間!時間!」
「え?あっ!もうこんな時間!」
二人とも焦った顔をする。
「ごめん!祐樹くん、私たちお昼から用事があって」
「あ、はい」
何やら用事あるようだ。
……いやー用事あるなら来週でもよかった気がするが
僕は家の入り口まで案内してもらった。
「本当にごめんね、祐樹くん」
「全然、いいですよ、奈々さん」
そういうと少し不満げそうな顔をする。
僕はこの顔を見て察した。
……この感じ、見たことがあるような
「私たちは友達ですよね?」
「そうですね」
「友達ですよね?」
「……」
「祐樹くん?」
僕はそのまま出入り口に向かう。
「ちょっと待って!」
奈々さんは僕の腕を掴む。
「では、また明日、学校で…奈々」
僕は恥ずかしそうに彼女の名前を呼んだ。
その言葉を聞いた奈々は顔を赤くしていた。
奈々は僕から顔を逸らそうとするが我慢して、、
「じゃあ、また明日!」
そう言って手を振る。
僕も手を振って返す。
その時、僕は少しだけ、ほんの少しだけ、ドキッとした。
・・・・・・・・・・
すいません。すごく短くなってしまいました。
理由が書いていて、なんだが恥ずかしくなってきて、許してください。
今日はもう、書けない。
読んだ感想などコメントしてくださると嬉しいです。
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