第14話 謎の女の子に写真を要求されたんだけど

僕は手紙に書かれていた場所、体育館裏に向かった。

そこには一人の女の子がいた。

黒髪ロングで身長は155センチぐらい、そしてすごく可愛い。

しかし、この子、どこかで見たことがあるような?

僕はそこにいた女の子に声をかける。


「あああ、、、」


いかん!なんか緊張する!

ここでまさかの陰キャがでてしまった。

だってしょうがないじゃん、女の子と喋るだけで緊張するんだから

例外はいるけど、、、

しかし、今回はかなり緊張している。

だってこの見た目はやばい。

きっと陽キャだって鼻をな伸ばすほどだろう。

すると、彼女の方から声をかけてきた。


「あの、、確認なんですが、水森祐樹さんで間違いありませんか?」


「……はい」


返事をすると、彼女の右手が不自然に動くのが見えた。


「持っていますよね?」


「はい?」


僕はつい反射的に返事をしてしまった。

すると、その右手にはナイフが握られていた。


「今すぐ!出してください!」

「え、ちょっと待って、、」

「待ちません!」


(おいおい、ナイフが…ナイフが…あれ?もしかして僕、◯ぬ?)


「早く!」

「ちょっと待ってくれ、何のことだか、全然、、」

「私!知ってるんです!調べましたから…」

「…調べた?」

「はい、、祐樹くんは持っているはずです!しゃ…」

「しゃ…?」

「私の中学生の頃の写真を!!!!」

「何のこ……」

(あれ?この子、どっかで見たことがあるような?……あ!確か入学して二日目?だったかな?確かその時!写真を……写真!)


僕はすぐに制服のポケットを確認する。

しかし、ポケットの中には何もなかった。

(あれ?確かあの写真はポケットに入れたはずなんだけど?)

彼女に目線を合わせるとナイフはきっちりと僕に向けられていた。

(ああ、本当にこれ、、終わった)


「早くしてください!」

「ちょっと待って!僕は確かに写真に心当たりがある!1日だけ待ってくれないかな?」

「1日ですか…」

「うん!一日だけ!このとおり!」

「わかりました…1日だけですよ、じゃあ、明日の同じ時間!体育館裏でお願いします!」

「わかった」


そして僕はすぐさま帰ろうとすると、、


「ちょっと待ってください!」


僕はすぐさま立ち止まった。


「一様、LINEを交換しましょう」


僕は言われるがままLINEを交換した。

「じゃあ、僕は帰るね」

僕はそのまま帰った。

僕はそのままダッシュして家に向かった。

本来、歩いて20分はかかるところを10分で家に着いた。


「ただいま!」

「おかえり、お兄ちゃん」


僕はそのまま自分の部屋に入り、写真を探しに向かった。


「あれ?ないな、、そういえば、僕の制服って何着かあるから……」


すぐに洗面所に向かい、洗濯機の中にある制服を確認した。

しかし、写真はなかった。


「あれ?ないな、、、」


するとお母さんが声をかけてくる。


「どうしたの?ゆうくん」

「あ、あのさぁ写真知らない?」

「写真?あ〜そういえば、あったわね」

「本当!」

「え〜けどそれなら藍ちゃんが持っているわよ」

「わかった!」


僕はすぐに藍の部屋に向かった。

藍の部屋の前で僕は立ち尽くす。

(あれ?どうやって話そう?)

ここにきてまた陰キャが出てしまう。

おそらく20分ぐらい妹の部屋の前で立ち尽くすしていただろう。

しばらくすると、妹の部屋の扉が開く。


「あれ?お兄ちゃん…何してんの?」

「いやーあのー」

「何?」

「写真知らない?」

「あーあの写真のこと?」


(何の写真かは正直思い出せないが、多分そうだよね?)


「そうそう!」

そう答えると藍は少し考える顔をして、、、

「わかった、写真をお兄ちゃんに渡してもいいけど、その代わり!一回!私のお願いを聞いて!」

「そんなことでいいのか?いいよ」

すると妹は小さくガッツポーズをした。

「ちょっと待ってて」


少し待つと妹はすぐに出てきた。

「はい、これ」


僕はそれを受け取った。

「ありがとう」


僕はこれで一安心とホッとして自分の部屋に戻る。

ベットに横たわり、今日あった出来事を思い出す。


「最近、碌なことがないな〜」


今日に関しては命の危機あったぐらいだ。

まだ1週間しか経っていないのに、いろんなことがあった。

あれ?今日金曜日だよな……

最悪だ、、、、

明日、休日なのに学校に行かないといけないのかよ

ちょっと時間が経つとお母さんから「ご飯よ〜」と声がかかる。

僕はそのままリビングに向かう。


・・・・・・・


いやー2話分書くのきついですね。

明日は投稿できないかもしれない。

ただの愚痴、何ですけど早く12月終わってほしい。

読んだ感想などコメントしてくださると嬉しいです。



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