未来のため
私は昼に向かった裏通りに来ていた。
「Dr.これで足りるか。」
「ああ任せろ。」
と言って全員を一時間で治した。
「君たちは何故ここに。」
「廃棄処分が決まって逃げてきた。生きていたい。そう願っちゃダメなのか。」
彼らもまた心理体なのだろう。怒りと恐怖が感じられた。数分後皆と合流ができた。全員無事らしい。真一と豊さんが焦りながら来た。
「落ち着いて聞いて。数分後にここに来るらしい。場所がバレた。」
もうrightは占拠されて、場所もバレている。もう伝えるしか道はなくなった。
「なあ晃。あの屑は武力行使で来るから。最悪は最終兵器を使うしかなくないか。」
そんな提案を豊さんはしてくれた。
「人間には心があるのでそれを思い出せればきっと分かってくれる。そう信じたい。なので基本的には使いません。」
これまでこうしてきたのだからそうしたい。誰の血を流さずに解決をしたい。
「ああ。分かった。」
私は時間がないが、話したい人がいた。
「りんごといてくれ。」
「私も行く。」
目力は訴えてくるものがあったがりんごを一人になったら生きていけない。なので宥めた。
「大丈夫。りんご今度は昼に散歩しような。」
私は指切りをした。
私達は声明を伝えるために待ち合わせの交差点に出た。
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