第2話

「ぴぴぴぴ」無機質な音が部屋中に響き渡る。

睡眠という唯一の幸せを遮る、時計を止める為に私は時計を叩く。

そしてこう思う。また変わりのない繰り返しの日々が始まると。

変わらない日常、変わろうとしない自分、自己犠牲の元に変わらずに過ごす。

何が変わる事に恐怖し、自己犠牲を言う理由を無理矢理こじ付け自己完結する。

そんな事を思っていると1日が終わり次は日が来る。

そしてそれが繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し。

しかし、心の奥底では変わる事を願っている。変わる事を望んでいる。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る