キャラ紹介5 ※Chapter18~24

一定のネタバレがございますので、ご覧の際は注意してください。


今回はChapter18~24の登場キャラに絞り、情報も簡易的にしております。ご容赦ください。

(抜けがあった場合、感想で教えていただけると幸いです)



※本編は本日12:00頃に投稿予定です。


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★主人公

名前:ゼクス・レヴィト・ガン・フォラナーダ

人種:人間

体格:183cm

容姿:白髪薄紫眼 爽やか系イケメン 細マッチョ

適性:無

二つ名(シス):星 

二つ名(ゼクス):白の支配者-アルビダ・モナーク-/魔王殺し


[備考]

フォラナーダ伯爵家当主および侯爵。聖王国元帥の地位も賜っている。

シスコンでブラコン。

身内愛がすさまじい――が、甘くはない。スパルタ寄り。


黒髪の男に殺される未来を予言されており、現在はその打破を目標に掲げている。


学園の卒業と同時に、ミネルヴァ、カロン、シオン、ニナ、マリナ、スキアと結婚した。


帝国の戦争では力を温存しているものの、元帥であるため、色々忙しい。

(前線や王都、フォラナーダを行ったり来たりしている)






★ヒロイン

名前:カロライン・フラメール・ネ・サリ・フォラナーダ

人種:人間

体格:166cm  93/60/93(G)

容姿:金髪紅目 くせっ毛 ポニテ ややツリ目

適性:火/光

二つ名:陽光の聖女


[備考]

ゼクスの妹。ブラコン。

学園卒業と同時にゼクスと結婚した。第二夫人。


やや大雑把な性格であるものの、他者を惹きつけるカリスマを持つ。

広範囲攻撃や防御魔法が得意。

最近は、細かい技術も練習中。

得物はハンマーだが、実際は専業魔法師である。


ゼクスの死の予言に、人一倍危機感を抱いている。

覚悟が決まり切っている分、実力の伸びを大きい。


疑似的とはいえ、金と赤の魔法司になれる。






★ヒロイン

名前:シオン・シュヒラ・ネ・サリ・フォラナーダ

人種:エルフ

体格:170cm 82/56/80(C)

容姿:淡い青紫髪 翠目 シニョン 美人系

適性:風(強め)/水/闇


[備考]

ゼクスの秘書であり妻。第五夫人。

見た目はクールだが、実はドジッ娘。

一応、準男爵の爵位も持っている。


ゼクスの右腕であることに誇りを持っており、結婚後もメイドの仕事は続けている。


初心さは改善しつつあるが、完璧に治ったとは言い難い。






★ヒロイン

名前:オルカ・ファルガタ・ガ・サン・フォラナーダ

人種:獣人(狐)

性別:男

体格:155cm

容姿:赤茶のショート 黄緑目 童顔

適性:土(強め)/火/風


[備考]

ゼクスの義弟かつ恋人。フォラナーダ伯爵分家。

現在はフォラナーダの内政の総括を任されている。

聖王国の法律上、残念ながらゼクスと結婚はできないが、現状に不満はない。


かなり器用で、それを活かした魔法を使う。

いつもの面子の中で、一番えげつない攻撃を使う。

勝つためなら手段を選ばない、クレバーなところがある。

割と現実主義者。


差別のない未来を目指して、少しずつ行動している。






★ヒロイン

名前:ニナ・ゴシラネ・ネ・サリ・フォラナーダ

生年月日:8月7日生

人種:獣人(狼)

体格:177cm 88/59/90(E)

容姿:茶髪茶目 一本三つ編み 凛々しい

適性:土

二つ名:竜滅剣士-ドラゴン・バスター-


[備考]

ゼクスの妻。第四夫人。二つ名持ちのランクA冒険者。準子爵の爵位も持つ。

剣術に限れば、この世界の誰よりも強い。

ただし、魔法の才能は並以下。


己道大陸にて己道の才能を持つと明らかになったが、すでに保有している魔力とは相性が悪く、感知くらいにしか活かせない。


表情こそ乏しいものの、感情は割と豊か。

ゼクスのアプローチは誰よりも激しい。


実は聖剣に対して、『少し便利な剣』程度の認識か持っていなかったりする。






★ヒロイン

名前:ミネルヴァ・オールレーニ・ネ・サリ・フォラナーダ

生年月日:7月7日生

人種:人間

体格:140cm 74/56/75(A)

容姿:黒髪黒目 ツインテ ロリ

適性:光以外

二つ名:色彩の統率者-カラーズコマンダー-


[備考]

ゼクスの正妻。

天才にもかかわらず、生真面目で努力家。何と対面しても心折れない精神力の強さがある。

料理は苦手だったが、人並みにこなせるようになった。


性格はザ・ツンデレ。

心を許した相手には、素直になれない不器用さを持つ。


ゼクスとは、お互いに性格の相性が良い。まさにベストカップル。


フォラナーダに自分の研究施設を作ったが、戦争中ゆえに、そちらには専念できていない。





★ヒロイン

名前:マリナ・アロエラ・ネ・サリ・フォラナーダ

生年月日:2月1日生

人種:人間

体格:158cm  88/58/90(F)

容姿:濃い水色の髪 淡い青紫の瞳 一つ結びを右肩に流す

適性:水(強)/火(弱)

二つ名:水火の調停者-スピリッツ・ルーラー-


[備考]

ゼクスの妻。第六夫人。聖王国唯一の精霊魔法師。男爵の爵位も持つ。

村育ちの典型的な平民だが、コミュニケーション能力は抜群に高い。

たまに腹黒な部分を見せるものの、基本的には明るく優しい性格。


家事全般が得意だが、戦闘方面の才能はからっきし。

誰よりも平凡なのを理解しているためか、努力に妥協はなく、無茶をしがち。


冒険者チーム『エスプリ』のリーダー。

戦争中は、アリアノート王妹の護衛をメインに担当している。






★ヒロイン

名前:スキア・ソーンブル・ネ・サリ・フォラナーダ

生年月日:12月24日

体格:150cm 89/60/90(F)

容姿:深紫色の髪 金目 強いくせっ毛(クルクルでボリューム過多) 腰までロング 目元にクマ 猫背

適性:光/闇

二つ名:寂光の聖女


[備考]

ゼクスの妻。第三夫人。

運動は苦手だが、魔法方面に才能がある。特に、術式の解読が得意。

頭も良い(オルカと並ぶほど)


コミュ力に難はあるが、改善しようと努力している。


腐っている。ゼク×オル過激派。


カロンの弟子で、光魔法師としても名を高めつつある。

冒険者チーム『エスプリ』のメンバー。






★ヒロイン

名前:ディマ・ヘクサリエ・サリ・ソルシエール

生年月日:10月31日生

人種:人間

血液:AB型

性別:女

体格:幼女・134cm

   大人・173cm 93/59/92(F)

容姿:黒髪黒目 ストレートロング

適性:火以外


[備考]

 聖王国の運営する学園の長。

 普段は、黒長髪の十歳前後の美少女の姿をしているが、年齢は自在に変えられる。

 その正体は『生命の魔女』と呼ばれる大物。千年近い時を生きるロリババア。

 ドMのヘンタイではあるが、教育者としての信念はしっかりしている。


 昔、師に裏切られ、聖王国とドンパチするほど荒れていた時期がある。

 そんな師と再び対決し、色々と吹っ切れた。

 卒業を機にゼクスへ告白。晴れて恋人同士となった。

 ただし、学園長という立場もあるので、結婚はもう少し後になるだろう。


 最近、魔女の才能を持つモーガンを弟子にした。

 危険思想に染まらないよう、今は様子見中。










☆その他

※ヒロインに昇格するキャラも、現時点の情報量が少ない場合はコチラに分類しています。




◆フォラナーダ

○マロゾット・リンデーテス

 己道大陸、ドワーフの国出身。ドワーフ。鍛冶師。40歳。

 ボサボサのくすんだ山吹色のロングヘアを雑にポニーテールにまとめている。青目。小麦色の肌。

 化粧っけはないが、実はかなりの美人。見た目は二十代半ば(ドワーフも老化スピードはエルフと同じ)。

 身長155cm、D。

 人間の母を持つため、ドワーフにしては体格やスタイルが良く、髪と目の色も珍しい。

 異分子として煙たがれることもあり、それを見返そうと鍛冶師の腕を極めた。

 ――が、その異分子の性質が足を引っ張り、『神鉄』に選ばれなかった。

 結果、心が折れ、鍛冶師としては廃業。町の隅っこで喫茶店を開いている。

 ただ、完全に鍛冶は捨てられず、趣味で続けている。それを、たまに馴染みの露店に流している。

 性格はこざっぱりした感じだが、たまに卑屈。自己評価が低い。

 褒められ慣れていないため、割とチョロい。

 鍛冶に人生を注ぎ、その後はずっと凹んでいたため、恋愛経験皆無。シオン並の乙女。

 両親はとっくの昔に病死している。

 自分の鍛冶の腕を信じてくれたゼクスに惚れる。

 ドワーフの国に未練はなく、ゼクスについていくと宣言。フォラナーダに行く。


 フォラナーダでは、ゼクスやノマと一緒に色々作っている。悪ノリ多数。


 愛称はリンデもしくはリース。




〇ノマ

 土精霊。ゼクスの相棒。

 凛々しい雰囲気のボーイッシュ女子。

 茶のショートヘア、クリクリした丸い茶目。




〇マイム/エシ

 水および火の合成精霊。

 幼いながら整った顔立ち。8歳前後。長髪。

 マイムは感知特化。

 エシは火力特化。




〇ユリィカ・ホワィラヴ・ナリ・ダシュプース

 学園の特待生。白兎の獣人。

 二つ名は『氷脚の白兎-ピエルネロ・コネホ-』。

 露草色のストレートロングヘアと瞳。たれ目。

 魔法適性は水。足技を主体に戦う。


 ニナの弟子。

 冒険者チーム『エスプリ』のメンバー。

 森国とのイザコザに際し、男爵に陞爵した。

 フォラナーダの使用人として働いており、ゆくゆくは幹部クラスに昇進予定。




〇ガルナ

 お気楽な性格。

 青髪青目。魔法適性は水。髪型はシニョン。

 その正体は青の魔法司にして魔女レヴィアタン。

 得意分野は『鎮静』と『探知』。




〇テリア

 冷静沈着で真面目な性格。鉄仮面。

 ゼクスの四つ年上。学園での成績はトップ10。

 髪と瞳は千草色。魔法適性は水と風。髪型はおさげ一本。

 メガネを着用している。


 メイド三人衆の一人。引率役。

 最近、レベルオーバーした。




〇マロン・シャテーニュ・カスタネア

 ゼクスの四つ年上。

 ゆるふわ半眼。

 何よりも睡眠大事。

 学園の成績ワースト1。だが、実際は優秀。

 髪と瞳は滅紫色。適性は土、水、風、闇。

 髪型はストレートセミロング。

 身長168、体重60、B90(G)W60H91。

 百目の試練を経て、自分の想いに向き合い始めた。




○ネモ・リラ・フォール・ラベンデル

 帝国のラベンデル伯爵家の三女。猫系の獣人。

 実家とは折り合いが悪く、18歳を目前に出奔し、フォラナーダに就職。

 その後、数年を経て諜報部隊に所属。ゼクスの信奉者。

 髪と瞳は似紫色。適性は闇と水。幻術系の魔法が得意。魔力を感じ取る能力も、他人より高い(魔法狂と同等)。

 身長160cmCカップ。年齢はゼクスの五個上。

 帝国出身ということで、異界の勇者の動向を探るスパイとして抜擢される。

 メイドとして実湖都に接触し、仲良くなる。

 マリナの弟子(コミュニケーション面の)。




○プラーミア・ヴェルデ

 赤の魔法司。魔法剣士。エルフ。

 赤のストレートロングヘア。赤い瞳。顔以外を覆う赤いフルプレートメイル。赤いバスタードソードと全身真っ赤。

 身長は179cm。胸はE、サラシを巻いている。

 騎士出身で、騎士道精神を重んじる。堅物で生真面目。曲がったことは嫌い。思い込んだら一直線。

 ただ、抜けている部分も多々ある。生活能力は壊滅的。典型的な”くっ殺女騎士”。

 性格の割に、精緻な魔法を得意とする。オルカ級。

 得意分野は『照明』と『焼失』。具体的には、解析と切除を得意としている。

 ゼクスの拷問により、ドMに目覚めてしまった。”ゼクスが折檻してくる”と認識すると、反射的に快楽へ変換する。パブロフの犬。

 ”痛み”に限れば、ディマ以上のヘンタイ。

 現在はフォラナーダに属している(生活力が壊滅なので、主に戦力として)。




○サザンカ

 鬼魄族の中でも百々目鬼一族と呼ばれる種族の老婆。

 腰まで伸びた白髪、シワが深く刻まれた顔、曲がった腰、そして、腕にビッシリと目玉が埋まっている。

 魔法司の魄術師版『死鬼』であり、元『試練を課す者』。

 死鬼として司るのは『独』。


 別大陸の出身だが、レクスによって呼び出され、使い魔となっていた。

 現在はフォラナーダの監視下に置かれている。

 年齢不詳。少なくとも数百年は生きている。


 魄術大陸に戻った際、そのまま故郷へ帰ることもできたが、老人は身を引くべきだとしてフォラナーダに残った。

 帝国との戦争では、部外者として一線を引いている。無論、ゼクスに乞われれば協力するつもりではある。




〇ダン・ビレッド・マグラ

 フォラナーダ領都出身。ゼクスたちの幼馴染み。

 茶髪茶目。ガタイの良い方。兄貴肌。

 野性味あふれる容姿で、性格も豪快。


 卒業後は王城の近衛騎士に就職した。

 現在、王都で恋人のミリアと同棲中。戦争が落ち着けば、結婚するだろう。




〇ターラ・ブレミル・マグラ

 ダンの妹。一つ年下。愛称はタリィ。

 茶髪茶目でショートボブヘア。

 兄と違って慎重かつ大人しい性格。

 実は、ゼクスに精神魔法を教わっている。

 ゼクスたちが卒業後は、クラブ『アルヴム』の部長に就任した。

 



〇ミリア・ホザテト・キクス

 マグラ兄妹の幼馴染み。

 緑の髪と瞳でセミロングヘア。

 天真爛漫で明快な性格。良くも悪くも直截。

 卒業後は、ダンとともに近衛騎士に就職している。

 現在はダンと同棲中。結婚まで秒読みか。






◆聖王家

〇ウィームレイ・ノイントス・アン・カタシット

 新たな聖王。ゼクスの親友。

 ゼクスより三歳年上。

 木賊色の髪に紺色の瞳。適性は水、風、闇で水が強め。

 物腰が柔らかく、優しい性格。清濁併せ持った男。


 ゼクスに頼りすぎている現状を、何とかしたいと考えている。

 そして何より、彼への恩も必ず返したいと思っている。


 

○ビアトリス

 第一王妃。ウィームレイの妻。

 亜麻色の瞳と髪を有する楚々とした美女。

 明るい笑顔と柔らかい雰囲気が良く似合う。

 大の子ども好き。




○クラウディア

 第二王妃。ウィームレイの妻。

 紅桔梗色のロングヘア、紺色の瞳。生真面目そうな見た目。

 性格も真面目で、良い意味で貴族らしい。

 正反対の性格だが、ビアトリスとは仲が良い。




〇アリアノート・イーステリア・ガ・アリ・カタシット

 王妹。二つ名は「氷慧の聖女」。

 ゼクスと同い年。

 金髪に白縹色の瞳。適性は光と水。氷を好んで使う。

 髪は緩く一本に結わいている。

 国のためなら何でもできる冷徹さを備えている。

 ものすごく頭が良い(簡潔)。


 魔王の一件で彼女の扱いは複雑化しており、卒業後の立場も宙ぶらりん。

 帝国との戦争にて参謀として成果を上げることで、重役に抜擢する実績を残そうとしている。






◆勇者陣営

〇ユーダイ・ブレイガッダ・ノン・クルミラ

 原作主人公。転生者だが、原作知識なし。

 勇者。黒髪黒目。

 正義感溢れる青年。

 色々と成長し、思い込みで突っ走ることは減った。

 実は、戦争に部隊長として参加している。




〇リナ・モノウロ・ノリ・ハーネウス

 ニナの双子の妹。勇者の攻略対象。

 茶髪茶目。適性は土。

 思い込みが激しく感情的な人柄。猪突猛進。

 だが、ユーダイに恋した影響か、最近は落ち着いている。

 実は、戦争にユーダイの部下として参加している。






◆聖王国その他

〇セイラ・イセンテ・ナリ・ホーライト

 原作主人公。聖女。転生者。原作知識アリ。

 二つ名は『冀望の聖女』。

 金髪のストレートセミロングに鶯色の瞳。

 親近感を覚える不思議な雰囲気を持つ。


 冒険者チーム『エスプリ』のメンバー。

 森国とのイザコザに際し、男爵に陞爵した。


 光魔法師のため、戦争では他の光魔法師と持ち回りで仕事を受けている。




〇ルイーズ・セファルメイ・ユ・タリ・コートレオン

 青竹色のショートボブ、茶目。適性は水、風、土。

 中性的な顔立ち

 アリアノート付きの騎士兼世話係。一歳年上。

 彼女とは幼馴染みのようなもの。

 作中で名前が頻繁に出る割に影が薄いキャラ、ナンバー1。




○アルトゥーロ・スパーダ・ペンド

 ゼクスたちの2個下の後輩。体育会系で熱血漢。

 適性は火オンリー。身長は170cm。

 モーガンとは幼馴染みでライバルだが、考え方や性格は正反対。

 結構、女たらし。カノジョがしょっちゅう変わる。全部、円満に別れているらしい。

 聖剣の鞘に選ばれており、自分の実力に伸び悩んでいることもあって、色々思い悩んでいる。

 同い年の実湖都とは、割と仲が良い。




○モーガン・ファータ・クアエダム

 ゼクスたちの後輩。冷静沈着のクール娘。適性は火と光以外。

 根岸色のセミロングに紺藤色の瞳。

 身長は170cm。86/58/87(D)。

 魔法が大好きで、技量の高いゼクスとミネルヴァ、オルカを尊敬している。

 器用な魔法を扱うのが好き。アルトゥーロとは幼馴染みでライバル。

 成果主義者。

 呪いに高い適性を持つ魔女候補。

 要観察対象として、今はディマの下で修業を積んでいる。

 同い年の実湖都とは、結構仲が良い。




○ヒネート・エキュイ・ガン・クリーガー

 辺境伯当主。帝国との国境線沿いを守護している。『狂剣』の異名を持つ。

 魔法大陸では珍しい、純粋な剣士。異名の通り、剣が大好き。近接戦闘命。

 身長190cmあり、相当のガタイが良い。

 筋骨隆々と言った見た目ではないが、肉体をかなり絞っている。

 茶髪赤茶目。魔法適性は土と火。しかし、魔法は滅多に使わない。

 性格は豪放磊落。

 40歳。ロラムベル公爵とは同い年で永遠のライバル。

 軍の練度は、フォラナーダの次に高い(フェイベルンは戦闘狂すぎて、『軍の練度』としては低い)。




〇ローレル・ラウルス・ロリエ

 元・魔駒クラブの部長。

 エルフとの混血。人間。

 緑の髪に茶目。魔法適性は風と土。エセ関西弁を喋る。

 かつて大罪を犯したが、その罪を償うため、国家事業である”呪い”の研究を行っている。

 魔女のコミュニティ『クロユリ』の襲撃の際、彼女の研究が役に立った。

 その功績と今回の戦争での恩赦を合わせ、自由の身となる予定。






◆帝国

○モナルカ・アルマハト・フォール・アンプラード

 帝国第三皇子。

 黒髪黒目。16歳。182cm。美丈夫。どちらかというと、ガッシリしている。

 魔法剣士。

 唯我独尊。帝位を狙っている。野心はあるし、自己中心的な部分はあるが、悪い奴ではない。

 聖王国に留学した結果、色々と面倒ごとを抱え込むことに。苦労人。

 このままいけば、次期皇帝。




○マックス・ブラオ・フォール・アンプラード

 帝国第二皇子。

 黒髪紺青色の瞳。18歳。177cm。髪はやや長めで後ろで縛っている。細身。

 専業魔法師。研究職寄り。

 帝位を狙っている。野心バリバリ。根暗気味。演技力は抜群。

 勇者召喚の計画に乗っかり、実験に利用している。蔵助はその一人。

 また、様々な犯罪組織と裏で繋がっている。

 これは、非人道的な実験の成果を試すための伝手である。

 聖王国vs帝国の戦争で、開始早々に死んだ。




○アステル・ロート・フォール・アンプラード

 帝国第一皇子。皇太子。

 黒髪黒緋色の瞳。20歳。181cm。優男、爽やか系。

 魔法剣士だが、腕前は程々。

 カリスマに優れている。ナルシスト気味。腹黒く、女癖も悪い。

 ダルクに利用されていると知りつつも、戦争に踏み切った。




○ユレン・リラ・フォール・アンプラード

 帝国第五皇女。

 髪と瞳はピンク。火と闇の適性。16歳。155cm。Cカップ。ゆるふわなロングヘア。

 正義感はあるが、優しいというより甘い性格。

 帝国の現状に合っていない上、残虐だと切り捨てて学びもしない。

 魔法はできるがそこそこの腕。すべてにおいて並。

 勇者たちの現代価値観にかぶれてしまう。




○シーマ・アルマハト・フォール・アンプラード

 帝国皇帝。黒髪黒目の偉丈夫。身長184の筋骨隆々。46歳。

 統治能力の高い優秀な人物だが、好戦的な性格をしている。そして、国土拡充への欲求が強い。

 にもかかわらず、自分の代では国土を広げられないと理解している(各国の情勢を考慮すると、うま味が少ない)。

 ゆえに、裏があると分かっているものの、ダルクの誘いに乗った。




○クピドゥスタ・ヘーヒスト・リフォール・マンモン

 帝国に二人いる光魔法師の片割れ。男。ゼクスと同い年。

 176cm。やや長い黒髪に糸目の金眼。19歳。準子爵。

 爽やかな雰囲気だが、何を考えているか分からない不気味さもある。

 実のところ、出世欲の強い強欲な男。貧困だった農村部出身ゆえに、何でも手に入れたいと心の底から願っている。

 唯一、妹だけは大切にしている。

 現在の保護者は、帝国の公爵家。

 農村から拾われたのは10歳の時。

 食べることが好き。食事の邪魔や食べ物の横取りだけは、絶対に許せない。

 二つ名は「完成者<フルエレメント>」。世界で唯一、兄妹で同じ二つ名を持っている。


 ダルクに戦い方を習っており、現在は神の使徒の領域に片足を突っ込んだ程度。

 修行を始めた期間を考えれば、その成長速度は脅威的(ゼクス以上)。




○アヴァリシア・ヘーヒスト・リフォール・マンモン

 帝国に二人いる光魔法師の片割れ。女。ゼクスの一つ年下。

 167cm。Aカップ。金髪ロングに黒目。19歳。準子爵。

 細身の美しい女性。触れれば折れてしまいそうな可憐さを持っている。

 その美貌を自覚しており、それを活かした振る舞いをしている。腹黒。

 クピドゥスタの妹で、兄と同様に強欲。食事関係の認識も同じ。

 また、胸の小ささにコンプレックスを抱いており、自分よりも大きい者には殺気を向ける癖がある。

 二つ名はクピドゥスタと同じ。


 ダルクに戦い方を習っており、現在は神の使徒の領域に片足を突っ込んだ程度。

 修行を始めた期間を考えれば、その成長速度は脅威的(ゼクス以上)。






◆無所属

○トゥルエノ

 帝国のランクA冒険者という肩書を持つ。師匠は赤の魔法司。

 ものすごく珍しい雷精霊と契約している。

 精霊魔法師には珍しく、自分の魔法でも戦う。

 濃い緑色の髪と瞳。とても風への適性が強い。髪は肩くらいの長さで、顔横の一房を三つ編みにしている。

 美人系。瞳は切れ長。

 身長は172cm。胸はない。ゼクスの二つ年上。


 現在は転移者友里恵とともに行動をしており、聖王国側に逃げる方法を模索中。




○グロム

 雷の精霊。手のひらサイズ。黄色の髪と瞳。勝気な性格。常に静電気をバチバチ鳴らしている。






◆異界の勇者

○須直 実湖都<すなお みこつ>

 転移者の一人。ツッコミ役。ゼクスの二つ年下。

 身長158cm。80/59/82(B)。

 セミロングをおさげに結んだ、地味目の印象を与える少女。とはいえ、磨けば光る。

 超電能力は「テレパス」に特化しており、現在も成長中。

 国境線沿いでの幽霊騒ぎの際、フォラナーダの捕虜となったものの、平和に暮らしている。

 かなり肝が据わっており、聖王国の重鎮に対して堂々と交渉し、クラスメイトたちの大半の命と自由を勝ち取った。

 気づかないフリをしているが、ゼクスが好みのドストライクだったりする。




○織泉友里恵<おりみず ゆりえ> / Julie Olsen

 転移者の一人。ゼクスの前世の妹。ボケ。ブラコン。

 シルバーブロンドのロングヘアと碧眼。超美少女。スタイルも抜群(実はカロンと同じ)。

 ”DDテクノロジー・オルセン”の社長令嬢。


 彼女自身は文武両道の品行方正。ただし、本性は残念。実湖都のみがそれを知る。

 イマジナリーお兄ちゃんを脳内に飼っている。

 能力は万能型だが、周囲にはブリッツが得意だと伝えている。


 トゥルエノたちとともに行動をしており、聖王国側へ行く方法を探っている。

 普通に戦争に参加していた方が手っ取り早かったと最近知り、頭を抱えた。




○師子王光輝<ししおう こうき>

 転移者の一人。実湖都や友里恵のクラスメイト。リーダー的ポジション。

 茶の短髪、黒目。爽やか系のスポーツマン。175cm。

 特定の部活には入っていないものの、助っ人で参加することは多い。

 超人的に何でもできる。挫折を知らない。クラスカーストのトップ。幼稚園からの幼馴染みが二人いる。

 ナルシストの気がある。正義に酔うタイプの人種。

 能力は万能型だが、友里恵の劣化にすぎない。


 永劫の聖剣カトレヴルッフに選ばれたが、何らかの干渉を受けている模様。

 現在、聖王国に潜伏中。

 




○多田野美樹<ただの みき>

 転移者の一人。光輝の幼馴染みで信者。全肯定ウーマン。

 黒髪ロング。160cmのC。キレイ寄りの美人。

 光輝以外への当たりが強い。独占欲丸出し。友里恵を敵視している。

 能力はブリッツ特化。魔法師みたいなポジション。




○弐久橋海太<にくばし かいた>

 転移者の一人。脳筋。光輝の幼馴染み。

 黒髪黒目。マッチョ。187cm。趣味でボクシングを習っている。

 情に深いが考えなし。情報を鵜呑みにしがち。すぐに手が出るため、次に騒動を起こしたらジムを辞めさせられる瀬戸際だったりする。

 能力はアクセルしか使えない。

 一人称は「俺」






◆森国

○ルサルカ・バールウェイ

 森国所属のエルフ。伯爵息女。ゼクスたちと同い年。

 身長170cm。83/56/83(C)細身。

 碧色の瞳と髪。ストレートロングヘア。魔法適性は水と風。

 留学生の中では、一番癖がない。

 卒業前に森国に帰った。




○ネレイド・グルコニス

 森国所属のエルフ。伯爵息女。ゼクスたちの一つ下。

 身長163cm。74/55/75(A)。細身。

 瑠璃色の髪と瞳。ショートヘア。ツリ目。魔法適性は水と闇。

 高圧的でプライドが高い。

 色々な因縁を抜きにしても、ゼクスの性格は嫌い。

 ターラを怒らせてボコボコにされたため、彼女のことがとても怖い。

 ただ、何だかんだ話し相手にはなっているので、心底嫌っているわけではないよう。

 クラブ『アルヴム』に所属している。




○エインセル・ミラー・ドモソロッタ

 森国所属のエルフ。子爵息女。ゼクスたちの二つ下。

 身長143cm。ちんちくりん。

 栗色の髪と瞳。ツーサイドアップ。魔法適性は土と火。

 留学生で唯一の精霊魔法師。土精霊ミラルを相棒としており、鏡系統の魔法を得意とする。

 小悪魔系。計算高く、打算的な性格をしている。

 オタサーの姫みたいな感じ。あっという間に、同学年の男子を骨抜きにした。

 結果、調子に乗りすぎて、カロンを怒らせた。

 カロンの聖女ムーヴに惚れ、お姉さまと慕っている。






◆己道大陸

○ウィリアム

 己道大陸、騎士勢力出身の平民。人間。ゼクスたちと出会った時は15歳。

 茶短髪茶目。鼻の周りに若干そばかす。田舎者っぽさが抜けない、純朴な少年。

 身長164cm。育ち盛り。Chapter18が終わるまでに4cmも伸びる。

 鍛えているため、結構ガッシリしている。

 聖剣伝説に憧れ、村を飛び出して武者修行をしていた。

 そろそろ大会に臨もうとしたところ、ゼクスたちと出会う。

 剣の才能がある。実力的には、出会った頃でレベル40程度となかなか。

 主人公体質。色々と巻き込まれるうえ、お節介な性分。性善説を信じている。

 最終的に聖剣――不屈の刃ドゥリンダナを手に入れ、英雄の階段を上がった。


 ゼクスたちが去った後は白雪と結ばれ、大帝国に身を置いている。

 (ちなみに、アンナリアも後に押しかけて来たそうだ)。




○ローラン

 己道大陸、騎士勢力出身。人間。没落貴族の出。

 金髪碧眼。爽やか系のイケメン。

 身長180cm。二十歳。

 聖剣の儀の挑戦を目指している好青年。

 聖剣への適性はあったが、『狂気』に邪魔されてリタイアした。

 今は、各地を武者修行の旅している。




○帝白雪<みかど しらゆき>

 己道大陸、武士勢力出身。人間。大帝国の皇族。第八姫。

 膝丈の黒髪、黒目、白い肌。和人形にも似た容姿の美少女。

 ウィリアムの一つ年上。身長164cm。C。

 見た目は大和撫子だが、性格はヤンチャ。薙刀術を多少学んでいる。

 帝位継承権が低いのを良いことに、勢力圏の各地を自由に旅して回っている。

 鬼獣に襲われた折、助けてくれたウィリアムに惚れた。

 恋愛のアプローチは押せ押せ。

 その努力が実り、彼と結ばれた。




○ダートン・アンナリア

 己道大陸、ドワーフの国出身。ドワーフ。

 『神鉄』の娘。ゼクスたちと同い年。

 赤茶のボブヘア、茶目。小麦色の肌。可愛らしい感じの美少女。12、3歳程度に見える。

 身長150cm、トリプルA。

 気は強いが、家族想いで情熱家。姉御肌。

 ドワーフらしく筋力がすごく、泳げない。

 ウィリアムの純粋さを気に入っている。

 獲物は手斧と盾。

 愛称はアンナもしくはアリア。

 いつまでも顔を見せないウィリアムに痺れを切らし、大帝国にいる彼の下へ押しかけた。




○ダートン・ワーグロガー

 己道大陸、ドワーフの国出身。ドワーフ。

 国一番の鍛冶師『神鉄』の称号を持つ(二十年前)。50歳。

 赤茶茶目。小麦色の肌。髪と髭がボサボサに伸びている。マッチョ。

 身長151cm。

 偏屈。自分の気に入った相手や仕事内容でないと働かない。そのせいで、腕は確かなのに貧乏。

 ただ、家族を大切には思っているようで、娘にはさっさと家を出てほしいと思っている。

 妻は十五年前に病死している。

 実は戦えない。

 愛称はワーグもしくはワーガー。




○李赫<りかく>

 己道大陸、功夫勢力出身。人間。太華統国の王。43歳。

 赤茶髪と同色の切れ長の瞳。歳を感じさせない美男(二十代後半相当)。

 身長180cm。

 性格は冷静沈着。無表情のことが多い。

 反面、娘には甘い。親バカ。




○李青<りじょう>

 己道大陸、功夫勢力出身。人間。太華統国の王太子。22歳。

 李赫そっくり。美青年。

 身長180cm。

 苦労人枠。妹たち関連で暴走する王を諫める役目。

 万能型の秀才。器用貧乏とも言う。






◆魄術大陸

○プリムラ・パシオン・シネンシス

 魄術大陸、吸血鬼族の王。吸血姫。女王。13歳。

 銀髪紅眼。ロングヘア。病的なまでに色白。

 身長146cm、A。ただし成長期。

 お転婆だが、責任感が強い。天翼族との戦争により、一族が滅亡の危機に瀕している。

 両陛下が亡くなり、若くして女王の地位に。

 国民を守るため、決死の覚悟で転移装置を使った。


 転移先で聖剣に操られ暴走するという失態を演じたが、最終的にフォラナーダに保護されたので結果オーライだっただろう。


 王族としての覚悟は決まっている。

 魄術に関しては天才の部類。

 先代女王――母へのコンプレックスを乗り越え、『傀』の死鬼へと至った。


 実は好き嫌いが多い。激しい運動は嫌い。




○ヴェロニカ・フレマ・ゾースティス

 伯爵家の令嬢。プリムラの世話役で幼馴染み。15歳。

 銀髪紅眼。背中まで届く髪を一本に結んでいる。身長170cmのC。

 プリムラとは対照的に、冷静沈着という言葉が似合う女性。鉄仮面。

 ただ、プリムラとは仲が良く、彼女を転移装置で送り出す際は泣いていた。

 メイドとしても優秀で器用。

 実家は他の兄弟が継ぐため、自分は結婚しなくても良いと思っている。

 それよりも、プリムラを支えたいと考えているからだ。

 まさしく、プリムラにとっての親友である。




○エルロイ・ゴート・ガンガーティア

 吸血鬼の国、五公の一人。25歳。

 銀髪紅眼。病的なまでに色白。イケメン。

 身長178cm。細身。気の強そうな見た目。

 人一倍強い母国愛を持つが、それが行き過ぎる場面が多い。神経質な部分も。

 先代は、少し前に戦死している。




○ウェーバル・オドロコール・フェイン

 五公の一人。173歳。

 銀髪紅眼。シワシワ。杖を突いている。身長167cm。

 前・財務大臣。お金にうるさく、がめついことで有名。

 老齢のため、戦争には参加していなかった。

 実は裏切り者。お金と命の保証を引き換えに、吸血鬼族の情報を売っている。

 ――が、自ら直接動くことはなく、かなり迂遠に動いている。そのため、確たる証拠は残していなかった。

 ゼクスの罠に引っかかって簡単に馬脚をあらわし、処刑される。




○ボレイ・ワズロゥ・バウントード

 五公の一人。78歳(見た目は三十代)。

 銀髪紅眼。巌男。マッチョ。身長193cm。

 現・元帥。前女王に次ぐ実力者で、先代が戦死する際も傍らにいた。

 次の死鬼と目されるほど強い。

 ただ、元帥のくせに前線で戦いたがる阿呆。戦うこと以外に能がない。

 加えて、戦いに対するプライドも高い。

 プリムラが『傀』の死鬼になったことで嫉妬を深め、裏切ろうとする。

 それ自体はプリムラに許されたが、次の戦争で自暴自棄を起こし、戦死した。




○ナーサリー・センチノール・ライネル

 五公の一人。紅一点。62歳(見た目二十代前半)。

 銀髪紅眼。セミロング。妖艶。F。身長176cm。

 前・宮廷魄術師団長。吸血鬼では珍しく、『霊』の術式が得意。

 優雅さを重視しており、武骨なボレイとは犬猿の仲。

 行き遅れかけているため、結婚を急いでいる。

 容姿は良いが、派手好きな性格で敬遠されている。

 プリムラに対しては、可もなく不可もない対応。




○テグルフィット・ザウンセラ・ミュコーヘン

 五公の一人。45歳(見た目十代後半)。

 銀髪紅眼。髪はやや長め。中肉中背。身長175cm。

 先代は天翼族との戦いで死んでいる。

 王家への忠誠心の高い言動が目立つが、それはすべて偽り。

 その本性は転生を得意とする一族で、復讐として吸血鬼を滅ぼそうと行動していた。

 最終的に、プリムラの手で始末される。




○ゲイル・ブロード・フェクテン

 石喰族の王。20歳。

 褐色肌、黒目黒髪。細身のイケメン。黒曜石が体のあちこちから生えている。身長172cm。

 先代が天翼族との戦争で死に、後を継いだ。新参の王。

 真面目で純朴。若干熱血。

 連合には参加しなかった。




○ルガー・ライカン・リュカイオン

 王狼族の王。117歳。見た目は二十代後半。

 青髪金眼。野生みのあるイケメン。身長200cm。マッチョ。

 見た目と相違ない粗暴な性格。大雑把。けんかっ早い。

 百年に一度の天才と呼ばれている。神狼化という、狼化の上位互換の技を使える。

 ただし、吸血鬼の先代女王には一度も勝てていない。

 『霊』の死鬼。

 すでに才能は頭打ちになっており、伸びしろはない。

 良くも悪くも筋が通っている。




○アインゼル・ゴースト

 幽玄族の生き残りの一人。年齢不詳。見た目は二十代半ば。

 長めの紫髪、赤目。痩せぎす。身長180cm。

 口数が少なく、表情の変化も乏しい。俗世への興味は薄いが、天翼族に蔓延られるのも困ると考えている。

 『従』の死鬼。

 現死鬼の中で、唯一サザンカと面識がある。

 通称「アイン」。






◆天翼大陸

○エリデロ・アーク

 天翼族・大天使。男。24歳。

 金髪緑目。優男。180cm。

 生真面目。他種族を家畜と思っている。

 聖王国に”死者”をけしかけていた一人。




○カザスト・アーク

 天翼族・大天使。男。25歳。

 金髪青目。童顔。156cm。

 お調子者。他種族を愛玩動物だと思っている。

 聖王国に”死者”をけしかけていた一人。




○グゼリム・アーク

 天翼族・大天使。男。18歳。

 金髪金眼。好青年然とした容姿。イケメン。筋肉質。178cm。

 若手のホープ。理想主義者。良くも悪くも真っすぐな性格。

 ゼクスに対し、仲間を殺された恨みを抱いていたが、様々な経験を経て別の形に消化した。




○イミルティーナ・スローンズ

 天翼族・座天使。女。28歳。

 黒のショートボブと紅鳶色の瞳。

 186cm。90/60/89、D。

 軍人然とした性格。規律に厳しく、融通が利かない。鉄仮面。

 天翼族には珍しく、主を信仰していない。現実主義者。

 実力を見抜く才能を持っており、ゼクスと敵対して生き残った数少ない人物。

 現在は魄術大陸の復興に助力しており、そのうちフォラナーダに合流する予定。




○ショーン・ドミニオンズ

 天翼族・主天使。男。25歳。

 金髪緑目。179。細身。

 生真面目。ぶっきらぼう。鉄仮面。

 ミネルヴァに殺された。




○マルア・ドミニオンズ

 天翼族・主天使。女。24歳。

 茶髪緑目。ショートヘア。170cm。

 生真面目。少しお茶目。

 ミネルヴァに殺された。



○シュティーレ・スローンズ

 天翼族・座天使。女。53歳。外見は二十代後半。

 金髪金眼。足首まで届くロングヘア。177cm、絶壁。モデル体型。

 目立ちたがり。お喋り。お調子者。

 ややフランクな丁寧口調。

 カロンに殺された。




○アネモス・クローロン

 天翼族・番外天使<エクストラ>。緑の魔法司。女。281歳。外見は14歳。

 緑髪緑目。アップテール。小麦色の肌。身長151cm、B。

 服を着崩しているギャル風。六対十二枚の緑色に輝く翼。

 快楽主義者のきらいがあり、破壊することに悦を覚える性格。何でも壊し尽くす。

 基本的に、主以外の命令には従わない。主のためになることなら、渋々ながら従う。

 魔法司の中で、頭抜けて高い実力を持つ(メガロフィアを超える)。つまり、人類最強。

 ただし、人外含めて最強であるゼクスとの実力差は明白。それを見誤って敗北し、消滅した。






◆クロユリ

○ジャクリーン

 クロユリの副リーダー。

 萩色の髪と瞳。160cm、B。適性は火と水。ディマより年上。

 相手の意思を誘導する呪いを得意とする。

 それを用いて、数々の魔女をクロユリの傀儡とした(普段は解放している)。

 アムネジアなどは、ジャクリーンの誘導によって、記憶の研究をしていた。

 彼女たちの積み重ねの甲斐あり、今のジャクリーンは記憶のスペシャリストである。

 ホムンクルスにも精通しており、それらを操ることも可能。

 現在の体も、ホムンクルスの流用。






◆神の使徒

○ダルク

 神の使徒のリーダー。神の剣。

 黒髪黒目の美男子。生真面目。

 ゼクスを危険視し、排除しようと暗躍している。

 ただ、その真意はただの嫉妬。

 現在、神の命令に従い、友里恵の身の安全を守っている。




○ラビエル

 神の使徒。神の癒し。黄色の長髪(床についている)と眠たげな瞳を持つ美女。

 ゆるい性格。面倒くさがりゆえに、自分に任された仕事のみを行う。

 神に絶対の忠誠を誓っている。

 身長158cm。外見年齢は20歳前後。少し幼く見えるかもしれない。

 武器は杖と水筒。


 神の使徒の中で、唯一ゼクスに興味を持っていない。

 おそらく、本編にはあまり関わらない。



○ラディウス

 神の使徒。神の光。緑の短髪と瞳を持つ、筋肉質な美女。

 武人気質で、強者を好む性格。大雑把で脳筋。

 使徒最強たるアカツキの弟子と聞き、ゼクスに興味を持つ。

 武器は己の拳。一応、剣も使える。

 身長172cm。


 ゼクスに果たし状を出し、決闘を行った。

 彼の強さに惚れ、その後は度々決闘を申し込んでくるようになる。



○ディナト

 神の使徒。神の力。茶の髪と瞳を持つ美少年。

 穏やかな性格で、常に笑みを絶やさない。しかし、その本質は残虐。

 遥か昔から現世の人々を手駒にし、遊んでいた。天翼族と鬼魄族の争いも、その一環。

 ちなみに、上記の行動は、明確な神への反逆である。


 身長160cm。童顔。【進化】に特化した能力を持つ。


 色々と対策を講じたが、結局はゼクスの力の前に敗北。完全消滅した。






◆その他

○アカツキ・ヴェヌス

 元・神の使徒。自称、最強の使徒。

 魔を司るため、すべての魔法を扱える。

 肩まで届く白髪に純黒の瞳を持つ、絶世の美青年。

 気分屋で楽天家でお調子者。その場のノリを重視しがち。


 ゼクスの師匠であり、彼とほぼ同格の実力者。

 二人の関係は悪友に近い。


 神の使徒に関連するトラブルは静観を貫いている。

 ゼクスの勝利を信じて疑っていない。

 そのため、ダルク関連のトラブルは余興として楽しんでいる。

 ――そのうち、ゼクスに怒られる(断言)

 別名『明星』。




○フォリーア・テンペクスタ・ソリ・エペラウス

 かつてのディマの師匠。聖女信仰の過激派。魔王に故郷を滅ぼされた過去を持つ。

 黒セミロング黒目。身長170cm。モデル体型。魔法適性は光以外。

 享年30歳。外見は二十代半ばくらいと若く見える。

 聖女以外の光魔法師を滅ぼす野望を持っている。その執念は死しても消えず、”死者”として復活後は天翼族たちに自らの意思で協力する。

 信仰が関わらなければ常識人。

 男性っぽい口調で話す。

 

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