メイユウ〜モブの僕が美少女とコンビを組みました〜
レイド
第1話〜コンビ結成?〜
ここは、学校の放課後、教室内。
その教室内にいるのは、校内で美少女と噂されている、七宮あかりさんだった。
七宮あかりさんは、ロングの黒髪にバストサイズも大きく、見た目も完璧な美少女だと僕も思う。
あ、ちなみに僕は底辺中の底辺のモブですけど、何か?
そんな僕とあかりさんが何故、このような場所にいるのかと言われると、それはあかりさんからの呼び出しがあったからさ?
それは朝の事、僕はいつものようにボッチだった。別に寂しくはない。なんせ僕にはフレンドが沢山いるし、まあゲーム内のフレンドで、チャットするだけでメールやら、実際にあった事ないんだけど、あれ?これって寂しい奴と思われるのか?いや、そんな事は無いと思う。まあ……クラスの男子連中から、遊びに全く誘われないけどさ?はは……
そんなモブの僕こと、佐藤優は机の中に一枚の手紙を発見。
内容を見てみると、教室の放課後、お待ちしておりますと書かれてあった。
それを見て僕は考える。これはもしかして果たし状なんだろうか?と、普通なら女子からのラブレターだと思うけど、僕に惚れてる女子?女子の1人も友達がいない僕に?うん。無いな。
だから女子からのラブレターは否定するとして、ならこの手紙は、誰かの悪戯なのだろう。もしかしてリア充連中にパシリにさせられるのかなー?それは嫌だなあ、うん。
けど……無視も、せっかく出してくれた人に悪いしな?とりあえず放課後待ってみるかって思い、待ってみたら、今の状況ですよ。
まさか美少女の七宮さんからとは思わなかった。一体僕に何の用なんだ?もしかして告白?遂に僕も彼女持ちになるの?彼女持ちになったら、デートしていい雰囲気になったらキスとかも出来ちゃったり?うわー夢が広がるなー
「佐藤君、呼び出してごめんね」
「別に良いけど、僕に何の用なのかな?」
「えっとね……実は佐藤君に言いたい事があるの……佐藤君!」
「は、はい」
「私と組んでくれないかな!?相方として!」
「解りました!って……相方?はい?」
「ありがとう、じゃあ早速コンビ名を決めるわよ、そうね?佐藤君、優って名前でしょ?私があかりだから……うーん。あかり、めい……メイユウってどう?、良いと思わない?」
「えっと……ちょっとよくわからないんだけど、七宮さん」
「あかりでいいわ、私も優って呼ぶわね」
「はあっそれはありがとうございますって違くて、普通これなら期待しちゃうじゃん!手紙だよ?期待して待ってたら美少女のあかりさんがやって来て、2人きりだよ!?普通なら告白だと思うじゃん!これで僕も彼女持ちだ!って期待しちゃうじゃん!相方って何!」
「あら、彼女欲しかったの?なら私が言ってあげるわ、佐藤優君好きです、私と付き合って下さい」
「言い方が雑!凄い棒読みで言ってない!?感情が篭って無いんだけど、本当に僕の事好きなの?それ!?」
「良いツッコミね?流石私ね?ちなみにそうね?まだ貴方の事良く知らないからお友達から始めるで良いかしら?貴方の事を良く知った後で彼女になるか考えてあげるわよ、ちなみに優?好きな女の子っているの?」
「女友達0の僕に彼女がいるとでも?こっちはボッチだよ?」
「そう……まあこれからは私がいるから、寂しくは無いわよ?相方としてやっていくからよろしくね?」
「だから……その相方って何?」
「だから、私とコンビを組んで欲しいって言ってるのよ、さっき優、オーケーしてくれたじゃない。コンビ名も決まったし、早速活動していくわよ。ま、これから宜しくね?優、詳しい事は明日伝えるわ、それじゃあさようなら」
「はあ、さようなら……」
七宮さんが帰って行く。
えっとつまり僕、七宮さんとコンビを組むって事?
一体僕と七宮さんで何やるの?
そんな事を僕は思っていた。
でも、見た目は美少女の七宮さんに頼まれたのだからこれは良かったのかなあ……
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