題詠『エヴァンゲリオン』
2023年11月16日
いつまでも君の隣にいたいのと 君には告げず心にしまう
恋愛はいいね僕らを結びつけ永遠のるつぼに入るために
君だけはずっと生きてほしかった だから僕の命を捧げた
万が一来世というものがあったなら 僕らまた出会うのかな
君の眼に映る世界は美しい その世界にもしも僕がいなくても
愛してる 口には出せないその気持ち 僕を構成する100%
どうしても離れ離れにならないといけないだけど、指には糸が
熱々でどうしようもない僕の気持ち受け取ってくれたという平行世界
幾千の夜を越えたら君のこと抱きしめられるか考えている
今世は君とはきっと結ばれずでも君の幸せをずっと願ってる
運命は変えられないかもしれないけど今はいつだって君を待ってる
君は美しい人なんだよ どんなに汚濁に塗れていても
本当の君自身でいて 世界がどれだけ変わっていこうと
君のことだけ想ってる ずっと側にはいられないけど
本当はずっと隣にいたかった 叶わぬ思いは風に溶けて
連弾をしたあの午後はいつまでもこの世界に残り続ける
君だけに手渡したい花がある ほころぶ君の顔が見たくて
星空を眺めている君を眺めている 瞳につまった星屑たちよ
美しい心を持った君になら運命を大きく動かせるはず
早足の君の後ろをゆっくりと歩いていくよ そのままでいて
僕達が出会ったあの場所に集まろう もしもその時も生きているなら
祈りは通じるよ 不可視の世界の手を伸ばせば
僕達は生まれ落ちたの 巡り合い愛し合うため笑うため
君と一生遊んでいたかった 触れ合っていたかった
25日
君のこと忘れないよ例え何度死んだとしても胸に刻印している
いつかまた君に会いたい 例えば交差点で旅先で、産毛が触れるほどの
君だけが僕を救い出してくれる 本当の次元へと ありがとう
ひとつだけ願いが叶うとするならば君の寝息を一晩聴いていたい
死は別れなのかな君はそれをひどく怖がるけど 瞼に触れる
吐息が聴こえて君を知った気になるはるか先の未来の呼吸
透明の膜の向こうに君がいて 手を伸ばせば触れられるけど、しない
若者向けの音楽が流れてくる もうすぐ聖夜がやってくる、一人
12月3日
誰よりも強くなくちゃいけないの私のために拳を握る
本当は弱い私を抱きしめてほしかった今は思わないけど
ケンスケの腕の中で眠る 明日が来ると確かに信じられる
いつまでも子どもなのね男って そう言っていた子どもの頃の私
ラブレター あなたに書いたの渡せたことなんて一度もないけれどね
7日
君のこと助けたいんだ 一人きりの僕に愛を教えてくれたね
夜空に手を伸ばせば 母のいるところまで届くかな
本当は好きなんだよね、彼女のこと 僕には分かる
父のことが許せない というか、理解に苦しむなぜ母を病ませる
一人きりだったんだね父さんも 誰とも繋がれず檻の中
いつもなら笑顔を僕にくれる君 今日はどうして泣いているの
料理だけは得意だった 君の笑顔が見たかったから
また僕に笑いかけてよそんな顔しないできっとまた会えるから
父に愛されたかった 父に認められたかった 僕は一人だ
どの時も父の背中しか記憶にない 僕を置いて去っていく父
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