他者を見下すような深青の睛は、昔から気にくわなかった

「僕が何をしたというのですか」

他者を見下すような深青の睛は、昔から気にくわなかった。

「君は、よくクォーツと共にいるだろう」

平常心を保とうとすればするほど、デュモルチェライトの眉間のしわは深くなる。

「消灯時間を過ぎても」

「彼の成績が落ちているのは僕の所為だと?貴方も、過保護だな」


2022/3/1

結晶庭園

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