第9話 第三王女のおっぱいを揉む!

 大会の日程が進んでいく。

 参加者は、1000人を超える。

 バトルロワイヤル形式の予選が開かれ、まずは64人の参加者にまで絞られた。

 そこからはトーナメント方式だ。

 王都の各会場で1対1の試合が繰り広げられ、とうとう16人にまで絞られた。


 ここから先は、王都中心の主会場での試合のみとなる。

 俺とサーシャは、それぞれ勝ち残っている。

 そして準決勝戦……


「……見事。私の全力も、あなたには届かなかった……」


「いえ。ギリギリの試合でした」


 俺とサーシャの戦いは、僅差で俺が勝った。

 この1年間、さんざん彼女やカリナのおっぱいを揉み続けていた成果が出た。

 これで次は決勝戦。

 相手は……


「貴殿が決勝の相手か。まだ若いのに大したものだ」


 この国の騎士団長だ。

 既に剣王の称号は持っているらしい。

 さらなる箔付けのために出場したのだろう。


「第三王女殿下への求婚の権利は某がもらう! いくぞっ!!」


 違った。

 どうやら彼も、エルザ第三王女が目的だったようだ。

 俺も同じようなものだし、何だか親近感が湧くな。


 しかし、勝負事は別の話だ。

 ザンッ!!!

 俺は激しい戦いの末、彼を切り伏せる。

 そして……


『勝者、クロム・ロワーツ!!』


 審判の声が会場に響く。

 こうして、俺は優勝を手に入れた。


「さすがは剣聖の弟子だ!」


「ロワーツ伯爵家は安泰だな!!」


 観客たちがそんなことを言う。

 これで、剣王の称号を手に入れたことになる。

 そして、第三王女の件も忘れてはならない。


 俺は優勝した後、エルザ第三王女との謁見を許された。


「エルザ様。俺と結婚を前提に付き合っていただきたい!」


「ふん。下賎の者と思っていたが、存外にやるようだな。少しばかり、遊んでやろう」


 エルザ第三王女は、そう言って不敵に笑った。

 俺はエルザ第三王女と交際を始めた。

 そして、ある日のこと。


「うっ!?」


 俺は思わずうめき声をあげる。


「どうした? 妾の胸に何かついておるか?」


「そ、そういうわけではありません。その胸を見ていると、動悸が収まらないのです」


「だ、大丈夫か? どうすれば収まる?」


 エルザが心配気にそう言う。

 最初は傲慢だった彼女も、打ち解けてみれば年相応に可愛い少女だった。


「そ、その胸を俺に触らせていただけませんか……?」


「む、胸を……? か、構わぬが……」


 彼女が顔を真っ赤にしながら、そう答える。

 俺は彼女の豊満なバストに手を伸ばす。


「ふあっ! んんっ!」


 彼女が悶える。

 柔らかなおっぱいの先端に、可愛い乳首がある。

 俺の戦闘能力がさらに増していく。

 これで敵無しになったぞ!

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