第4話 乳液の基本
化粧水をつけた後は、乳液もしくは保湿クリームをつけるのが鉄則です。よく、乳液をつけるとベタベタするから塗らないって人も居るんですけど、実はそれってあまりよろしくないんですよね。乳液をつけないことで、お肌が過乾燥することがあって、それによってお肌トラブルを招くことがあるのです。
乳液をつけるのは、化粧水が蒸発するのを防ぐためです。お肌って何層にも積み重なってできているのですが、化粧水が浸透することができるのは、角質層っていうお肌の最も表面を覆っている組織だけです。つまり、化粧水ってお肌の表面にしかつかないんですね。
「でもCMとかでお肌の奥まで染み込むとか言うじゃん」と思う人も居ると思うんですけど、染み込みません。あれは、角質層を柔らかくすることができるという意味で、染み込むという表現が使われています。
だって考えてもみてください。お風呂に入ったときに、かかったお湯がお肌の奥まで染み込みますかっていう。染み込みませんよね。染み込んだら怖いですよね。化粧水ってほぼ水なので、お肌の表面しか潤すことができません。
お肌の表面に居る化粧水はそのままだとどうなるのかと言うと、前述したように蒸発します。染み込まなかったら蒸発するしかないですよね。その蒸発するときに、元々お肌にあった水分まで一緒に蒸発をしてしまうので、お肌の乾燥が過剰になる過乾燥という状態になります。
お肌が過乾燥状態になると、それを治そうとして自ら皮脂を過剰に分泌してしまい、それが毛穴に詰まってお肌トラブルを引き起こすことがあります。
それで乳液が何の役割を果たしているのかというと、化粧水が蒸発するのを防ぐことです。よく「油分で蓋をする」なんて言われますが、乳液で蓋をすることでお肌の水分が過剰に蒸発するのを防ぐことができるんですね。
なので、乳液を使っていないのにお肌が脂っぽいという方ほど、化粧水の後に乳液を使うことをおすすめします。私も大学生くらいの頃に、乳液のベタベタが苦手で使わないことがあったのですが、そのときの脂性具合はやばかったです。乳液を使うようにしてから、それが改善されました。今は、さらっとした使用感の乳液もたくさん売っているので、ベタベタなテクスチャーが苦手な方は、そちらを使ってみると良いと思います。
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