何もしないというのが新しい

テーマから普通に考えたら、どうしたらもっと落語に興味を持つ層の裾野が広がるか、を色々考察するのかと思いきや…
このままでいいという視点にまずびっくり

でも確かに、変に媚を売るような立ち位置のものでもない
下手に興味の無い層に寄せてきたとしたら、それはもう落語とは言えないのかもしれない

長く残り続けているということは、その時代を生きる人々には気づかれない程度に、少しずつ進化はしていると思う
おそらく発祥時からまっったく同一、ではないと思う
気づかれない程度の変容だからこそ、各時代の人々と共に生きて残り続けられたのではないのかと

ファン人口も、気づかれない程度にジワジワ、増えている…?
SNSで大きく拡散…とまではいかないにしても、コアなファン一人ひとりがリアルな知人1〜2人くらいには広めているのであれば、途切れることなくファン層が世代交代されていくのでは…
(かく言う私もそのリアル知人の一人)
だからファン人口はいなくならないのね

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 落語の未来について