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2023年7月17日 22:15
さて、影虎ですね。絶対に、ろくなことがないと思っておりましたが、その一方で、絶対に影虎は「賭け」とやらに乗ってしまう――と、前回のラストから確信しておりました。……そして、やっぱり、乗ってしまうんですね。影虎ですから。仕方ないです。牙門が影虎に執着する理由、彼としては深い嫉妬、憎悪があったわけですね。と、納得しかけたのですが、影虎の「くだらねぇ」のひとことで、そりゃそうだ、と思いました。影虎は破天荒でとんでもない言動を取ったりもしますが、カリスマ的な魅力がありますね。私の気持ちを一瞬でひっくり返すんですから。けれど、ラストの一節からは、牙門の悔しさを感じました。……ともかく、これで決着(ですよね?)爽快でありながらも、完全な爽快ではないところに、気持ちの良い余韻を感じました!
作者からの返信
コメントありがとうございます!合理的にいくなら問答無用で天誅を下してやるのが良かったのかもしれません。が、やはりこの二人の戦いは決闘で終わって欲しかった。牙門は神の血筋に生まれながらも、それがかえって足枷になるという皮肉な運命を辿ってきました。しかし影虎を恨む動機は至って子供じみたものでした。影虎からすれば、「ふざけるな」です。復讐劇ですから、どうしても後味の悪さは拭えません。大切なものはもう失われてしまいました。しかし、牙門が最期に、己のしでかしたことの重大さに気付けたのならば、それがせめてもの救いなのかもしれません。
さて、影虎ですね。
絶対に、ろくなことがないと思っておりましたが、その一方で、絶対に影虎は「賭け」とやらに乗ってしまう――と、前回のラストから確信しておりました。
……そして、やっぱり、乗ってしまうんですね。影虎ですから。仕方ないです。
牙門が影虎に執着する理由、彼としては深い嫉妬、憎悪があったわけですね。
と、納得しかけたのですが、影虎の「くだらねぇ」のひとことで、そりゃそうだ、と思いました。影虎は破天荒でとんでもない言動を取ったりもしますが、カリスマ的な魅力がありますね。私の気持ちを一瞬でひっくり返すんですから。
けれど、ラストの一節からは、牙門の悔しさを感じました。
……ともかく、これで決着(ですよね?)
爽快でありながらも、完全な爽快ではないところに、気持ちの良い余韻を感じました!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
合理的にいくなら問答無用で天誅を下してやるのが良かったのかもしれません。が、やはりこの二人の戦いは決闘で終わって欲しかった。
牙門は神の血筋に生まれながらも、それがかえって足枷になるという皮肉な運命を辿ってきました。しかし影虎を恨む動機は至って子供じみたものでした。影虎からすれば、「ふざけるな」です。
復讐劇ですから、どうしても後味の悪さは拭えません。大切なものはもう失われてしまいました。
しかし、牙門が最期に、己のしでかしたことの重大さに気付けたのならば、それがせめてもの救いなのかもしれません。