拝啓 才能へ

@Sakura0113

プロローグ

才能。それはおそらく全ての人が持っている物であろう。人を笑わす才能、誰かを助ける才能、何かを教える才能。数え切れない程の才能が存在している。でも、稀に何の才能も持たない、いや、自分の才能に気付いていない人もいる。そんな部類に入るのが僕だ。

見た目も、頭も、信頼も、全てが平均。普通。平凡。無個性。

僕は、自分を知りたい。

この話は、きっと、そう、そんな僕が自分の才能を見つけるまでの物語。いや。自分の才能を見つけるまでの物語を綴った「詩」だ。


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