おれが好きになった子は元メイド様

八咫烏

プロローグ

部活が終わり、外をみるとすっかり暗くなっていた。

「腹減った〜 ご飯食べていかん?」

パンを食べながら言うのは漫画研究部に入っている篠崎遼しのざきりょう

学校が休みの日は自転車で県外に遊びに行くほど元気な奴だ。

「あ〜 悪ぃ これからバイトだ」

そう言うのは同じ部活に入っている二条葵唯にじょうあおい

葵唯は細身で部活では部長をしている。

「そっか また今度行こうぜ」

「おう また誘ってくれ」

遼と別れて俺はバイト先のスーパーに向かった。


*********

バイトが終わり、家に向かっていると女の子がチャラい男に話しかけられていた

「ねっ そこのキミ これからマテ茶飲みに行かない?」

「あ あの.......]

「美味しいマテ茶の店知ってからさ」

チャラい男は女の子の腕を掴んだ.

女の子は腕をいきなり掴まれ驚き困っているように見えた。

俺は困っている女の子をほっとけなくて話しかけた

「ごめん 待った?」

「あ…」

女の子は急に話しかけられて驚いたがすぐに話を合わせてくれた

「いえ 私も今 来たとこです。」

「じゃあ 行こっか」

二人でその場から離れようとするチャラい男が

「ちょ マテ茶」

「何ですか?」

葵唯は笑いをこらえながら返事をした。

「てめぇ その子の何だよ」

「彼氏ですけど何か?」

「彼氏がいるのか 悪かったな」

チャラい男は彼氏がいるとわかると その場から立ち去って行った。

チャラい男が立ち去ったのを見てその場から立ち去ろうとすると

「あ あの....ありがとうございます。」

女の子が葵唯にお礼の言葉を言っていた。

「いえ 困っている人をほっとくわけにいかないので」

「ほんとにありがとうございました」

「いえいえ 僕はこの辺で」

女の子と別れて家に着くとそのままベッドに横になり眠りについた。






この事がきっかけで葵唯の人生が大きく変わることなるになるが葵唯はまだ知らない

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