第10話 ドラゴンノベルス検討回 その2

どんな物語がよいのか


ハッピーエンドかバッドエンドかメリーバッドエンドか

・ライトノベルは基本的に読み味の良さを売りにしているので、ハッピーエンドが基本

・バッドエンドにするくらいならメリーバッドエンドに振ったほうがよい

 多少なりとも救いがあるから




主人公の特殊性

・主人公は隠された力、血統による力、マジックアイテムの力など特殊な力を持っている

 変身願望、勇者願望は誰にでもあり、だからこそプリキュアや仮面ライダー、戦隊ヒーローは今でも人気を保っている

・平凡な主人公が苦労して成り上がるよりも、最初から特殊性を活かして高い立場で活躍する勇者のほうが「ハッピー」な展開が増える

 「ハッピーエンド」があまり盛り上がらなくはなるが、途中までの読み応えの良さは出せる




【ドラゴンノベルス編集部からのお題(1)】

ひたむきに我が道を歩むヒロイン(女性主人公)作品、求む!

・「ひたむき」とは「一つの物事だけに心を向けているさま。忍耐強く、いちずに打ち込むさま。」

・「ファンタジー」「女性主人公」「一意専心」による三題噺

 打ち込むものは趣味か仕事か。料理一筋でもいいし、綾束 乙様のように靴職人というのも「一意専心」の意味合いが強い

 仕事一筋だとして、職業で差をつけなければならない



【ドラゴンノベルス編集部からのお題(2)】

ファンタジー×マニアック、求む!

・「マニアック」とは「物事に徹底して熱中しているさま。また、非常に凝っているさま。」

 あれ? お題(1)とほとんど同じですわ、これ。熱中する、ひじょうに凝る。

 違いがあるとすれば、ひたむきは健気な印象、マニアックは悪ノリで熱狂的な印象。

 ということは「お題(1)」は健気に打ち込んでいる女性主人公。

 「お題(2)」はファンタジーで熱狂するほど凝っているものがある主人公で、お題(1)との差異を出すには男性主人公ということになるのかな。




お題対策

・お題(1)を満たすのは前回応募した『異世界孫子』なのですが、これを仕立て直すかどうか。

・お題(2)で「兵法」に熱狂的な主人公というのは?

 諸葛孔明のように登場時から最強軍師としてなんでも兵法で片付けようとする、とか?

 今は易経を研究し始めたばかりだから、占い師なんてどうだろうか。タロットはやってしまったから、四柱推命や易占あたりで王族を導くヒーローというのもありかもしれない。


 たとえば職業は配管工で修理依頼に熱狂的な働きを見せて囚われの人物を救いに行く、赤い服でオーバーオール、帽子にひげ面がトレードマーク、なんなら弟が緑の服を着ている

 うん、スーパーマリオじゃねえか! 映画観に行きたいなあ


 職業事典をチェックして使えそうな職業の異世界版を考えるのもありかな?



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