お手間をおかけしてすみません~!(><)
お調べいただいてありがとうございます!(深々)
なるほど~! 日間や週間ランキングはしのぎを削ったのか見るためのものなんですね!(*´▽`*)
作者からの返信
綾束 乙様
そうなんですよ。同じ日にとても強い作品が発売されていると、それだけでランキングが大きく落ちてしまうんです。
とくに一般書籍などはいきなりスマッシュヒットするものも多いのです。
この集計期間だと15日頃や25日頃が給料日で激闘になりやすいんですよ。
そこからズラして販売するところもあれば、あえてたくさん買ってくれる日に発売しておこぼれに与ろうという戦術をとることもあります。
大御所の発売日ってだいたい決められているので、誰にぶつけるとまとめ買いしてくれるか、なんかも想定して発売日が決められるんですよ。
それでも綾束 乙様の100位以内3日連続はすごいことだと思いますよ。
伊勢村朱音様は時代小説がたくさん販売される時期を狙って出しているので、順位は低いですが、部数はかなり捌けていると思います。
書籍化されたのち、こんなランキングもあるんですね。
なんだか、大変だって思いました。
作者からの返信
雨 杜和様
これはPOSレジでの販売データなのですが、すべての取次が採用しているので、Amazon.co.jpも込みのデータなはずです。
ですがPOSの有料会員になると、何部売れたかも検索できます。まあ出版社は売る側ですから販売部数は会社のデータがただで把握できるようです。
ですのでただランキングを観ているだけではなく、有料の「実売数データ」がPOSシステムの要なんですね。
そのあたりが伊勢村朱音様と綾束 乙様の順位の差になっていますね。
25日が給料日の会社がいちばん多いので、このあたりに発売するとどうしても強豪の競合がたくさん出てきます。実売数自体は非公開データで出版社は把握しているので、それが想定どおりならランキング自体にはなんの問題もありません。
ただ、ランキングを見ていると、在庫切れに陥った日がだいたいわかるので、出版社は重版しやすいのです。
まあ今の小説は長く売るよりも、瞬間的な爆発力を活かして一か月で売れるだけ売ろうという精神です。そして一か月ぶんの想定販売部数しか初版は刷らないんですよね。
そのあとはどれだけ短期間で完売したのか、がたいせつになります。
そこで「続巻を出せばさらにこのくらい売れるのではないか」と皮算用するんですね。
これを繰り返して作家一本で食べていける「プロの作家」になれます。