第41話 次の挑戦は「その7」でいってみます

タロットによる自動あらすじ生成・その7


あらすじ


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仮題『言葉漂うタロット』


 インターネット小説賞「第九回新感覚Web小説選考会(新感選9)」に応募していた北野は今回も落選した。選考者のベテラン作家笹原から総評で「最近はこんな工夫もない判で押したような作品がひじょうに多い。これしか書けないのなら小説なんて書くんじゃない」と詰られ、落ち込むもののいつか見返してやろうと闘志を燃やす。


承1

 小説家になりたくて、勉強そっちのけで小説を書き続ける皮肉屋の北野。しかも日頃は小説を書いているだけなのに学校の成績はなぜかトップクラスだった。

 日頃から支援し協力してくれる友人高田がいたからである。

 ある日、学校のテストで満点を取ったらなにか買ってやると言われ、北野は「タロット・カードが欲しい」をねだる。なぜなのか問われて「テンプレでなく偶然から生まれる物語が書きたいから」と答えた。


転1

 小説書きとしての矜持から、次の「小説賞」で友人の期待に応えようと奮闘する。

 しかし今回の小説賞でも佳作にすら残らず結果を残せなかった。

 満点で手に入れたタロットも使いこなせず、斬新な物語を生み出せなかった。


承2

 「新感選10」大賞へのプレッシャーに襲われる北野。今年も笹原から詰られるのではないか。暇を見つけてはタロットでリーディングして、クラスでもタロット占い師として有名になった。


転2

 今度こそは大賞を獲らなければならない。その緊張感や責任感を覚えながら、肝心な(面白い作品はテンプレでも偶然でも生み出せない)ことに気づいて、たった一枚のカードを用いる思い切った行動で、お題ひとつでさまざまな物語を生み出せるようになったのだ。その結果、自由度の高い物語が生み出せるようになった。


 自分の中にある経験や体験を武器にした裏付けのある多彩な知識と、流行りをとらえた機敏な執筆を意志で貫いて、とうとう大賞を射止めた。

 その後の改稿作業を経てついに書籍化を果たす。これで件のベテラン作家笹原を見返すことができたのだ。


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 という下剋上ものを考えてみました。

 とくに「小説投稿サイト」を主戦場にして、学校をサブにする。多くの小説家志望の人に読まれるといいな、という物語にしてみたい。

 そのためのノウハウを生み出さないといけないのですが、それはそれ。タロットさんにお伺いします(笑)。


 小説賞のタイトルにセンスがないのは勘弁してください。

 とりあえずゴロがよさそうなものにしただけですので。

 「新感選」よりリニアのほうがよいのだろうか(笑)。


 このあらすじでもじゅうぶん面白くなりそうな気がします。

 世に「小説の書き方」小説も存在しますから、こういうのもありかなと。

 今作もあまり人は出さない予定です。

 今のところ三人しか名前を決めていませんし。


 後半からはあらすじをあまり決めずに、補足できるだけの文量を確保しておきます。

 『昨日の君の物語』『レンズ越しの空の下で』はともにキチキチの文量だったので、補足を入れる余裕がなかったので。

 でもこれからあらすじのまとめで話を切り出すときに、ある程度まで文量を増やしておきます。



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