第26話 今のところ3話7,800字です

 あと一話を少し休んでから執筆します。

 これが終わると十章構成の八章までが執筆し終えることになります。


 今日も10,000字が書けたら、残りはあと20,000字。二日頑張れば完結できる計算です。


 今回は勢いを重視して書いているので、多少描写が粗いのですがこのまま突っ走ります。

 『秋暁の霧、地を治む』は徹底的に文章を練りましたが、あのレベルをこのスピードで再現できたら、ゆっくり書くときにもっと巧みな描写をする時間的余裕が生まれそうだな、と。


 そういう意図を持っての執筆です。


 それと、書いていて気づいたのですが。


 私は元々「自分が温めていた物語を小説にするのが好き」なんだと思っていたのです。

 しかし前作『昨日の君の物語』と今作『レンズ越しの空の下で』はタロットのリーディングで作った、本当にデタラメな物語なんです。

 それを書いているときもじゅうぶん楽しめているので、どうやら「自分の物語」を書きたいんじゃなくて、「小説そのもの」を書きたいんだなと実感しております。


 物語そのものに頓着せず、書きたいように書く。

 「KAC2022」に参加して、意識がかなり転換したような感覚があります。

 やはりお題を短時間にショートショートや短編で書くというのは、「小説を書く」のが好きじゃないと続かないなと思います。

 お題があって「これをどう料理したら面白くなるかな」という意識が、思いもつかないひらめきを運んできますので、皆様もぜひトライするとよいですね。


 短編賞やコンテストなんかに積極的に参加してみると、私のように「小説を書くのが好き」という認識まで到達できると思います。


 まあそんな私も今は『角川文庫キャラクター小説大賞』を目指しているんですけどね。

 ここまで書いてきて「ちょっとキャラクターが弱いかも」と感じてはいます。

 どちらかというと「スニーカー大賞」向きかもしれません。

 でも青春ものなので、一般レーベルの「角川文庫」を獲りたいんですよね。


 スニーカー大賞には、またタロットで生み出したデタラメあらすじのライトノベル版を創ればいいかな、と考えております。


 では、これから本日の最終話、第32話の執筆に入ります。



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