高嶺の花

たらいゆあ

高嶺の花

昔むかしある高い山の麓に一人の人が住んでいました。

ある時、高い山の頂上に一輪の花が咲きました。その花はキラキラ輝いていて美しく、その人はほしいと思いました。

さっそく山に向かいました。山の前には大きな川が流れていました。その人は勇気をもって川に飛び込みましたが、流れが強くおぼれかけ何とか元の川岸に戻りました。

数時間、挑戦して川の向こうにたどり着きました。

山の前には霧深い森が広がっていました。その人は勇気をもって森に入りました。その人は数時間森を歩きました。ふと前を見ると足跡がありました。自分の足跡で同じところを歩いていました、迷っていました。太陽の位置を頼りに数時間歩き森を抜けました。

森を抜けると高い崖がそびえ立っていました。その人は勇気をもって崖を登りました。何回も落ちましたが何とか登りました。

その後も動物に追いかけられたり、暗い洞窟があったり大変でしたが山の頂上にたどり着きました。

花はキラキラと輝いていました。その人は花に手をのばしましたが、のばした手をひっこめました。

「君は自然に自由にいるのが一番きれいだな。それに色々なことができるようになったよ。」とその人は川、森、崖、動物、洞窟などを思い出しながら言いました。

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高嶺の花 たらいゆあ @cavacava

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