じいさんの嘆願を姫に持っていくのは予想できたのですが、それがエスティーにとってどういう救い(? 前に進むための何か?)なのかは、前話の時点では分からなかったのです。
――が!
契約のシーン、固唾を飲んで見守りました!
そうか。エスティーは、ただ自由を望んでいるのだから、姫の生死も石も関係ない。
そして、「彼女」は、ラピスに来るときに、じいさんを抱きしながら見ていた夢の「彼女」(たぶん)。……なんか、符丁が合ってきました。
今までも、ちゃんとエスティーのことを見ていたはずなのですが、ここで初めて彼を見たような気がします。
(……けど、エスティーにとってのブルートという国は、迫害(?)から逃れてきた「自由」の国であると思っていたのですが、今、彼は「ブルートからの自由」を望んでいるんですよね? むむむ……、まだまだ、謎が多い!)
そして、姫……改め、キャンディッド(でも、これは身代わりの魔女の彼女じゃなくて、本物の姫の名前ですよね)。私も、彼女をキャンディッドと呼ぶことにします。
レディ黒蛇……え、手紙……。
え、グリシャも……。
ふたり(じゃないけど)、ちゃんと、渡されたものを持っていきましょうよ!
グッと来る契約シーンのあとの、この展開は見事な緩急。
でも、エスティーじゃないけど、マジでどうすんの……?
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宿理大学の二次試験問、めちゃくちゃ難しかったです。
解説の講義を聞いて、その奥深さに感服いたしました。
「毒にも薬にもなる花をイタリア語で」ですね。
それじゃあ、先生、質問です。
エスティーや、ヘリオさんが、石の名前を持っていることや、その由来にも、めちゃくちゃ深い意味があるのでしょうか。
実は、タイトルそのものが伏線なのではないかと疑っているのですが、――ああでも、ネタバレとかだったら面白くないので、解説授業は頃合いを見て、でお願いします。
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〉月ノ瀬さんはどうやってキャラとか思いつきますか?宿理は流星のごとく頭の中に落ちてくる派です!(←前回のコメント返信より引用)
宿理さんは流星ですか。
私は、気づいたら背後に立っている感じでしょうか。(怖いわ!)
「そういや君、なんか、ずっとそこにいたみたいだね?」みたいな?
「むしろ、君がいなきゃ、この話、なりたたないじゃん?」とか?
めちゃくちゃ長い話を書いている途中なもんで、そういや、新キャラなんて、もう何年も考えていない気がしてきました。でも、ぼんやりとしか設定してなかったキャラをいざ書くときは、こんな感じで「そうだよ、君はそういうやつだったよねぇ!」と。
宿理さんの近況ノート(実は読んでいたんですよー)で、宿理さんがエスティーを探り、語り合っていたのを見て、わかるわー、と思いました。
作者からの返信
おはようございます~月ノ瀬さん~最新話までたどり着いていただいたようで宿理はほくほくですよ!ちょっとしたお休みを利用して今日も返信していきますよ~
じいさんの嘆願書をどうするかは実はアドリブっぽい感じだったりします。
宿理のプロット帳にこの後の流れは事細かに記されているのですがこの辺(特に6~8話部分)は超ぼやぼやに書かれてました(絶対悩みながら書いてたのこれの所為だろ)
意表をつけたようなので結果オーライですね!(月ノ瀬さんの?それとも自分の?)
確かにエスティー視点のブルートは自由の国そのものです。
で す が!ここまでめちゃ丁寧に読んでくださった月ノ瀬さんなら、1話最後のルチル様との過去のやりとりが効いてくるはず…(最新話まで暇やな~と思ったときにでも覗いてみてください)
本物のエスティー。お言葉をいただいて「おぉ…確かに」と宿理は何度目かの感嘆のため息を吐きました!
エスティーは自分を強く見せる言動が多いですから、なかなか本物の気持ちが出てきませんからね~
姫も感じ取ってくれたのでしょうか…契約成立というわけです!
そうそう、キャンディッドは本物の姫の名前です。
契約成立してもこっちの子はなかなか本性を現しませんね~(手強いほど描き甲斐があるというものです)
真剣な契約シーンの後に、エスティーと鷲と蛇のドタバタコメディーを突っ込んでみました~(緩急大好き宿理さん)
グリシャはちょっとせっかちなんですが黒蛇ちゃんがこの行動に出たのはわざとだったりするのかもしれなかったり…?(作中だけでなくコメ返でも読者を惑わす系作者)
初期ではエスティーが嘘を吐く流れだったのですが、どう考えても詰みルートだったので誰かさんに頼みました(お待たせしました…次はあの人です)
宿理大学は捻り過ぎと専らの噂です!(学部長はイタリア、フランス、ドイツ語が好きらしいですよ。英語はフツーだそうです)
「月ノ瀬さん、いい質問です。
宿理大学の論文には、人物の名前は全て意味がある。意味を持たないもの(エスティーの偽名、ベルナーとか)は実際にあるものを使用しているとの記述があります
人物の名前のみならず地名や名前の付いた建物にも意味があり、モデルが存在するとも書いてありますね。
…タイトルについての論文もいずれ提出されるみたいですね」
なるほど~月ノ瀬さんは背後派ですか~
「薄々気づいてはいたんだ…君が世界の中心だということにね」ということですね…!(月ノ瀬さんを明智さんにすな)
近況ノート読んでたんですね!?だいぶ格闘してましたでしょう宿理…
あの悩みの日々も今考えると「中途半端にすんじゃねぇ。本気でかかってこい」というエスティーからのメッセージだったのかもしれませんね~
編集済
どうも~。ストーブの前でほくほく中の流しイモです。
身代わり姫はキャンディッドと言うんですね。エスティーは「あの女」とばかり言うので、すっかり名前が抜け落ちていました。遂に彼女と共闘関係を結ぶことができましたね。そして爺ちゃんの依頼の村での「人さらい」解決、一筋縄ではいかないような臭いがプンプンします……。
そして仲間を欺く手紙を考えていたら、ゴッシェの黒蛇とグリシャの登場!エスティー、いつもグリシャに肩鷲掴みにされてないか。と思っていたら、それぞれ適当に手紙や紙の類を持っていっちゃいましたね。弁明が大変だ……。そしてエスティーの探している女性。謎が多いですが、彼なりに決心がついたようですね。今後の伏線とピンチが同時に押し寄せてきたような回になりましたね。続きが楽しみです。
それでは、次の話へ!
作者からの返信
ほくほくしすぎてこふきイモさんにならないように気を付けてくださいね…!
かくいう宿理はストーブに憑りつかれました(おいこら)これじゃあ宿理が宿理焼緒になってしまう!(そんなバカな)
というわけでどうも~宿理焼お……ではなくて!宿理漣緒ですね!
その件につきましては、うちのエスティーがすいません…!3話時点からキャンディッドって言わなくなっちゃって~あの子はもうね~口が悪くて困っちゃうのよ~(ドラ〇もんに出てきそうなママさんキャラ)
実際、宿理が使ったことないような強い言葉をエスティーは連発します……宿理はあの女とか言いませんよ?え?ホントだって!噓じゃないもん!トト〇いたんだm(宿理少年、ジブリが大好き)
エスティーがやらかしたので、流しイモさんにはここだけの話を…
本物の姫の名前であるキャンディッドですが(身代わり姫にはまた別の名があります!)ダブルミーニングでして、英語のcandidと仏語のcandideがもとになっています。
名前を共有する存在である二人の異なった性格からつけました~調べるところによって多少意味のばらつきがあるかもしれませんが、よろしければ調べてみてください…(こういう仕掛けって面白いですよね~流しイモさんの作中ではこういう遊び考えてますか!もうすでにあったら宿理が暴きに行きますがね!!(妖怪ねほりはほり))
ついに契約を結んで、じいちゃんの村へレッツゴーというわけです。
フフフフフフ(怖)一筋縄ではいかぬ!(プロローグ30000字の男)これからどんな事件が待っているか…ぜひお楽しみに!
口は悪いが嘘は下手、エスティーの憎めないところでもあります。
そして、お気づきかもしれませんがエスティーさん、動物とか老人とかには優しいんです…女子はどうしたぁぁぁ!!
ちなみにグリシャのモデルとなった猛禽類はオウギワシという鳥でして…控えめに言って最強です(控えめとは)
そんな最強生物にエスティーはチビ時代から鷲掴みにされています。(よいこはマネしないでね☆)
さて、エスティーが女性を探しているらしいということが明らかになりました。
どんな人なんでしょう…エスティーにここまで思われるのにはいったいどんなわけがあるのでしょうか。
決心を携え、契約成立!物語が動き出しますよぉ!
(当たり前のように2個コメント…ありがとうございます!)
次に行きます!
お!おぉ!契約成立なのですね!
相手の言いなりになるだけでなく、自分にも協力しろと言うところが彼らしいなと思いました。
そして、エスティ―さんの探している方。「どんな姿でも」という言葉に、心臓がキュッとなりました。私も生きての再会を望んでいるのですが、そう言っていられない状況なのでしょうか。とりあえず無事に会うことができればいいなと思います。
そして手紙の件は何と言うか(笑)ドタバタとしながら持って行かれたようで、大丈夫なのでしょうか。
作者からの返信
そうなんですよ~魔女さんと契約成立で、エスティーは自国を欺く生活が始まってしまいました…!
ですが、またまたそうなんです。エスティーはただでは起きません!
計画が頓挫して自由になれないなら「俺を利用するお前が俺に協力しろ」というところに着地しました。
自由を求める理由、そのすべてが探している人にあるのですが!そうですね~…どんな姿でも、その言葉の意味は酷く悲しい響きです…どうやら10年間探しに行けなかったそうです
無事に会えるのか、それとも…
そしてエスティーの探すその人とはいったい!?
この辺も本作の味噌となってきます!お楽しみに…
手紙の件はドタバタと華麗に持ち去られてしまいました(まるでト〇ジェリ)
ブルートを欺くはずだったのにこれではシカトです…!あとが怖いですね…!!
エスティーはこれからどうなってしまうのか…さて次の話へ行きましょう~