「冥界鉄道」
散らかるおもちゃ達。
「もう飽きちゃった」
小さな足がロボットを踏みつける。
乾いた音をたてて足が壊れた。
悲しむロボットの耳に聞こえたのは汽笛。
「さあ乗って」
小さな列車が宙を走り、客車から顔を出すのは他のおもちゃ達。
「壊されたモノ達は冥界に行って獄卒になるの。次は私達が壊す番よ」
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