2.注意点とバックアップファイルの構造と大まかな処理の流れ
まず一旦、注意点とバックアップファイルの構造とこの後の処理の流れを説明します。
最初に注意点。
カクヨムさんの仕様上、ネストのインデントが半角スペースやタブだと消されてしまうので、解説の時にはわかりやすいように全角スペースでインデントつけます。
ただし、通常、プログラミング言語のインデントを全角スペースにするのはご
次にバックアップファイルの構造について。
ダウンロードした段階のバックアップファイルはzipファイル=圧縮して一つにまとめられたファイルになっています。
このzipファイルを解凍すると、フォルダが作成され、そのフォルダの中のファイルは大きく分けて以下の2つになります。
・作品情報ファイル
「about.txt」という名前のファイル。キャッチコピーや紹介文、見出しの構造を含めた目次など、作品情報がまとめられているファイル。
1バックアップファイルにつき1つしかない。
・エピソードファイル
「episode_連番(4桁0埋め).txt」というファイル。エピソード単位で存在し、小説編集の「章とエピソード」でのエピソード順の通りに1から連番が振られている。
なので、画面上のエピソード順番が最初のエピソードは「episode_0001.txt」、その次のエピソードは「episode_0002.txt」に出力されている(作成順は関係しない)
エピソード単位での情報しか持たないため、所属する見出し等の情報はない。
最後に処理の流れ。
この流れを基準に説明していくので、適宜確認するか覚えといてください(無茶ぶり)
1.目次格納
見出しを出す場合は、見出しの元となる情報をabout.txtの目次から取得して配列に格納する。
2.ファイル作成
出力先になるファイルを作成する
3.エピソードファイルループ処理
エピソードファイルを連番順に以下の処理をする
3-1.エピソード名取得
エピソードファイルからエピソード名を取得する
3-2.見出し出力
見出しを出すであれば、大見出し、小見出しの出力が必要かを1で格納した内容から判定して出力する
3-3.エピソード名出力
エピソード名を出すのであれば、3-1で取得したエピソード名を出力する
3-4.エピソード内容出力
一つ改行を出してからエピソードファイルの本文開始位置と終了位置を取得し、その範囲を出力先ファイルに出力する
3-5.エピソード区切り出力
改行で挟んだ区切り文字を出力先ファイルに出力する
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